チーズと世界遺産がオモロ！チェコ「オロモウツ」の歩き方
オモロじゃないよ【オロモウツ】
チェコ旅5日目に訪れたのはオロモウツ。オモローじゃなくてオロモです。
オロモウツはチーズと世界遺産の街。アクセスはチェコ第2の都市ブルノからバスで1時間ほどです。
食いしん坊な皆さんのためにオロモウツチーズからご紹介します。
オロモウツってこのへん↓
ラブリーなチーズが沢山！オロモウツチーズ店「TVARUZKOVA CUKRARNA（トヴァルーシュコヴァー・ツックラールナ）」
オロモウツはオロモウツトヴァルーシュキというチーズで有名な町。
フランスのシャンパーニュ地方のシャンパンなどAOC（原産地管理呼称）と同じくオロモウツのロシュチツェで生産されたチーズのみがオロモウツトヴァルーシュキを名乗ることができます。昔はお金の代わりに使われていたとも。
この見過ごしてしまいそうな入り口「TVARUZKOVA CUKRARNA（トヴァルーシュコヴァー・ツックラールナ）」が今回訪れるチーズ屋さんです↑
ショーケースをのぞくとまるでケーキみたいなチーズが並びます。
これはかわいい！全部甘いのかしら。
今回いただいたのがこちらの3つ。
一番オロモウツチーズをシンプルに楽しめるタイプはこちら。
オロモウツチーズをシンプルに楽しめるタイプがこちら。
匂い（クセ）が強いと聞いていたけど、全然そんなことはなく、あっさり食べられちゃう。
塩気が強いセミソフトタイプ。お酒が欲しくなるチーズ。そして嬉しいことに低脂肪。
UKOARA一番のおすすめはこちら、デニッシュ系パン生地の中にたっぷりのザワークラウトとチーズとハム。
ザワークラウトってサンドイッチにするのアリなんだ。これはおいしい！
見た目がラブリーなスイーツ風なこちらは、がっつりニンニク風味のチーズ。
全然スイーツ風じゃなく、ののんべぇ向けクリームチーズでした。
店内はテーブル席があるのでゆっくりチーズを楽しめます。
オリジナルトートバッグもあってお土産におすすめ。モチロン購入したよ。
オロモウツ、チーズ好きには激しくオススメです。
【TVARUZKOVA CUKRARNA】
住所：Komenského 325,789 83 Loštice,Olomouc
これが世界遺産「聖三位一体柱」
チェコには12個の世界遺産があります。今回のチェコ旅で訪れたのはプラハ歴史地区、リトミシュル城、そして3つ目が今回訪れたオロモウツ「聖三位一体柱（せいさんみいったいのはしら）」。
オロモウツ旧市街の中心にあるのがホルニー広場、その隣にあるのがドルニー広場。2つの広場には合計5つの噴水と2つの柱があります。多いね。
上の写真がドルニー広場の「聖母マリア柱」。ペストの犠牲者を悼んで立てられたもの。そこから歩いて1分ほどでホルニー広場に出ます。
ホルニー広場の「ユリアス・シーザー（カエサル）の噴水」（↑）。オロモウツの噴水の中では一番大きいもの。
すぐ横には2017年5月時点工事中の市庁舎。かつては市場だったそうです。
ネットのかかっていない部分はゴシック様式の教会の窓。後ろの塔はルネッサンス様式。
市庁舎を挟んだところにあるのはイルカと亀の「アリオンの噴水」。2002年に作られた新しいものです。
日本では長寿の象徴の亀は、ヨーロッパでは知の象徴。
ここはプールのように遊んでOKで、お子さんが遊んでます。
亀にはフジツボじゃなくてお顔付き。謎センス。
噴水に気を取られがちですが、目の前には世界遺産。正直、世界遺産て言われないと通り過ぎちゃうタイプのやつです。
これが世界遺産「聖三位一体柱（サンミイッタイノハスィラ）」。
最初、聖マリア柱や噴水群と一緒に世界遺産登録申請をしたけど認められずに再度この柱だけで申請したんだとか。
ヨーロッパ最大のバロック様式の柱で32mの高さがあります。砂岩でできているので年々黒くなっているとのこと。中にはマリア・テレジアが礼拝をしたチャペルもあるそうです。（シーズン中のみ一般公開されます。）
ちなみに三位一体とは、（キリストの）父･子（＝キリスト）・聖霊（スピリット）でキリストは神であり、人間である。難しいな。
そして、市庁舎の裏には世界で１つだけの共産主義「天文時計」。
1952年に作られたもの。通常天文時計は聖人や貴族などの装飾で飾られるけどここでは労働者・農民・知識労働者のモザイクや人形を見ることができるよ。
毎正午になるとカラクリが動きます（約6分）
珍しいガス灯があるオロモウツの街並み。
オロモウツは学生街。こぢんまりして歩きやすい。時間があったらもっと街歩きしたいと思った場所です。
自撮りするカレル4世。
古い城壁を利用したお家。
電車好きにはたまらないトラム車庫もある。
元パン工場のレストラン「Podkova（ポドゥコヴァ）」
ランチは、シダのグリーンがフォトジェニックなホテル兼レストラン「Podkova（ポドゥコヴァ）」へ。
Podkvaとは、馬蹄の意味。ここは元軍事パン工場で毎日1万人のパンを焼いていたそうです。
この作り、チェコっぽい。
ナズドラビー
やはりランチからビールスタートです。
大体ランチからビールが始まる毎日。そりゃ楽しいよ。これも取材。ビールは300ml、500mlの2種類あって、今のところピルスナーウルケル300を2杯がちょうどよい。 #チェコへ行こう #visitCzech pic.twitter.com/XnZggB1J98
— UKOARA🐨 (@Yu_koara) 2017年5月21日
料理待ちの間におとなしくSNS投稿するブロガーのみなさん。
こちらで注文したのはポークのテンダーロインステーキ。
お肉にドライプラムがはさんであるのです。お肉は柔らかいし、甘めのソースが合う。今日のチェコごはんも大正解。（まだハズレ無し）
【Podkva（ポドゥコヴァ）】
住所：Koželužská 945/31 Olomouc,779 00, Czech
今回のルート↓
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