◆アメリカでしたいこと④「ルート66を巡る」
終盤に差し掛かったアメリカ旅。5日目の夕方から6日目はルート66ゆかりの町を巡ってきました。UKOARAはルート66についてもアメ車のことも詳しくなく、「50~60年代のアメリカンダイナーがある古き良き町でしょ。」くらいのイメージだったんだけど、雰囲気あるしぼんやりと訪れてみたかったのです。きっとファンの方からしたらワタクシなんぞ猫に小判なのですが、いいんです。SNS映えするカワイイスポットを見つけるんです。
アメリカでしたいこと④「ルート66を巡る」。今回はルート66のハイライトとも言えるホールブルックーフラッグスタッグ(ホテル)ーウィリアムズーセリグマンーキングマンーオートマンを訪れました。
※ルート66とは・・・シカゴからサンタモニカまでの約4,000kmを結ぶ1926年にアメリカ合衆国が整備した国道66号線。インターステートの発達により’85年に廃線。現在は一部が景観道路に指定されている。
◆映画『カーズ/Cars』の舞台のモデルになった町「ホールブルック」
5日目、モニュメントバレーからフラッグスタッグのホテルへ向かう途中に寄ったのは、ディズニー映画『Cars』の舞台のモデルになった町「ホールブルック/Holbrook」。ちょっとゴーストタウン化しているんだけど…。
古いアメ車も沢山停まっているのでアメ車ファンにはたまらないのでは
ティピ型のモーテルは実際に宿泊も可能
ギフトショップやミニミュージアムなんかもあります
モーテルの鍵についているキーホルダーを購入(3ドル)
この町全体的に建物や看板がかわいいんだけど、多分、これ夜に来たほうがネオンが輝いて良いのかもしれないですね。
次にやってきたのは「ツインアローズ」。かつてはガソリンスタンドだったそうですが、現在は何もない廃墟に矢が2本。うひゃぁ。
◆コスパ最高「ホテルアスペンフラッグスタッフ/Hotel Aspen Flagstaff
5日目はこの旅で最もコスパが良かったお宿「ホテルアスペンフラッグスタッフ」に宿泊。部屋は狭いけど清潔。フリーWi-Fi、コーヒーメーカー、電子レンジ、冷蔵庫、アイロンあり。スタッフの感じもよい。
特筆すべきは朝ごはん。朝食会場のカフェに入ると!
Ohh!かわいいじゃん!1人1泊2,900円朝食付きということで全く期待していなかったのだけどルート66をイメージした内装ですごくいい。急に楽しくなってしまった。
朝食ブッフェは簡単なもの(野菜ゼロ)だけど、昔ながらのワッフルも目の前で焼いてくれるし、使い捨てのトレーやカトラリーのチープな感じがまたいいじゃない。
フラッグスタッフはルート66の町であり、セドナからグランドキャニオンに行く中間地点でもある場所(この旅3日目にも通っている)。標高2,100mでアスリートがトレーニングに集まったり、天文台があったりするそうです。
天文台があるということは星がきれいなはずなんだけど、街中だったからか、この時も星は大して見れませんでした。町の所々にルート66らしさを感じられるお店もあるのでダイナーで朝ごはんやランチをするのも良さそう。
ちなみにカナダのレイクルイーズでほぼ同じ間取りのホテルに宿泊しましたが1泊1人11,500円(朝食なし)でした。アスペン最高!
【ホテルアスペンフラッグスタッフ/Hotel Aspen Flagstaff】1008 E. Route 66, Flagstaff, Arizona, USAMEMO:1名2,862円/泊(朝食付)
◆行かなくてもよいかもー?な「ウィリアムズ」
6日目最初にやってきたのは「ウィリアムズ/Williams」。メインストリートは1kmほど。残念なのがずらりと車が駐車していて写真を撮るのに向いていない。
ザ・アメリカンダイナーなお店もいくつかあったけど朝ごはんを食べたばっかりだったのでスルー。
なぜか博物館も閉まっていたし、UKOARA的にはここは飛ばしてもよいかもー。というのが正直な感想です。
◆ルート66アピール&クセがすごい「セリグマン」
次にやってきたのが「セリグマン/Seligman」。ここで押さえておきたいのは「ディガルディーロ・スノウキャップ」。ルート66の復興運動を始めたディガルディーロ兄弟のお店。
スノウキャップはホットドッグが有名だそうで。
早速店内に。沢山の名刺が張られているんだよ。
スノウキャップのドリュー・バリモア
店長もノリノリ。このお店クセがすごい。
で、ホットドッグとオレオシェイクなのですが、普通でーす。シェイクなど巨大で4人でも3cm位しか飲めず。
悪ふざけ全開みたいな感じだけどフォトスポットも多いので楽しめます。カーズ(?)もいるよ。
よく見たらグッズかわいいし。
ここはルート66をちゃんと楽しんでるのが伝わる町。
少し歩くと見えるのが「エンジェル&ビルマ・ルート66ギフトショップ」。ルート66グッズがたーくさん揃っています。ファンの方は是非こちらへ。地球の歩き方の表紙にもなっていました。
ギフトショップの奥は床屋になってるんだよ。
セリグマンは面白いのでおすすめデス。
◆フォトジェニックなダイナー「Mr.D’z」を目指すなら「キングマン」
セリグマンの次は「キングマン/Kingman」。ここで絶対に訪れるべきは「Mr.D’zルート66ダイナー」。(ていうか見所ここしかない。)ご覧の通りめっちゃフォトジェニックなダイナーです。インスタではアラレちゃんぽいとコメントをもらいました。確かに![
中も期待を裏切らず。ザ・アメリカンダイナー。これは女子が好きなやつだわー。
レコード型のメニュー。
定番のチョコレートファッジサンデーをオーダー。脳みそ溶けだしそうなほど激甘で1口でスプーンを置いてしまった。これを普通に食べてるアメリカこわいっっ。
とりあえず、ここはSNS栄えが素晴らしいのでオススメします。
ダイナーの斜め向かいには博物館もあったよ。
次のオートマンへ向かう道はとてものどかで車を止めては写真を撮ってました。
道路の両側に黄色い花が咲いてて「菜の花ロードだ!」とまた南房総ネタをぶっこんでしまうのであります。
途中にある小さなミュージアム&ギフトショップ「クールスプリングス・ルート66」。昔のガソリンスタンドの雰囲気が楽しめます。写真撮るならチップ入れてね。とのこと。
遠くではロバも鳴いていて、今までのルート66の旅とは少し違う景色。ここの道はなんでもない場所なんだけどずっと思い出に残るような気がする。
峠を越えてこの道を下っていきます。
◆西部劇の世界にタイムスリップ「オートマン」
この日最後に訪れたのは「オートマン/Oatman」。まるで西部劇の舞台に紛れ込んだかのようなタイムスリップ感があります。1900年代にゴールドラッシュでにぎわった町。ここもまたリアルディズニーランド!
ロバは放し飼い。おとなしくていい子たち。
ルート66って今まで通ってきたような50’s、60’sのイメージで、その前のゴールドラッシュ時代のイメージが全く無かったので、この日最後にしていい意味で期待を裏切られました。
ここも訪れた時期が悪いのか時間が遅かったのか、お店はほぼ閉まっていてちょっと残念。カフェに入ってみたかったな。それでも雰囲気は十分。オートマンホテルの前では毎日ガンファイトショーが行われているそうです。ここはアメリカの日光江戸村と呼ぼう!
いろんなアメリカに出会えたルート66ハイライトの旅。予備知識ほぼ0でもすごく楽しかったです。それぞれの町は小さく見所も少ないのでテンポ良く周れるのも日本人向きかも。
アメリカまとめ読み→★
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