必食[済州定番グルメ決定版2022]~オギョプサル、刺身、コギククス、あわび粥
済州名物を食べつくそう~食事編
韓国済州島の旅、私のテーマは「グルメ」。
火山島でもある済州島は、その風土から韓国本土とは違う食文化が根付いています。
その土地のものを食べることはその土地を知ること。旅がより深くなるよね。(食いしん坊なだけ?)
今回はお店選びを済州観光公社さんに一部ご協力いただき、済州で絶対に食べたい名物料理を食べてきました。
①オギョプサル(黒豚)キュルプムンフッテジ/귤품은 흑돼지
済州を代表する食材 黒豚。
韓国焼肉ではサムギョプサル(3枚肉)が有名だけど、済州は皮付きのオギョプサル(5枚肉/皮→脂→肉→脂→肉)が名物。サムギョプサルは4枚肉だけど4が縁起が良くないため3のようです。
済州市街にはオギョプサルの美味しいお店が沢山ありますが、ロケーションも最高なのが「キュルプムンフッテジ/귤품은 흑돼지」。済州空港の裏側、海に面したお店で、最高級の黒豚がコスパ良くいただけます。
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サンセットの30分前に到着。運よくテラス席が空いていた。
量がわからないので、まず4人でオギョプサルセット2人前を注文(1人前22,000W≒2200円)。
2人前で、分厚い豚バラ3枚、海老、黒豚ソーセージ、エリンギ、玉ねぎ、かぼちゃ。
その他に、チーズケランチム、チゲスープがつき、葉もの類やキムチはセルフサービスです。
別料金のドリンク各種も冷蔵庫からセルフで持っていってよいみたい。
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9月末で暑すぎず寒すぎず、最高の天候の中BBQスタート!
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チゲスープ
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ふわふわのチーズケランチム
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野菜と薬味キムチ、調味料はセルフサービス
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脂が程よく落ちる鉄板
お肉はカリカリになるくらいに焼いて、ハサミで切って葉っぱにのせ、塩とごま油やコチュジャンなどでいただきます。
皮の弾力、脂の甘さ、うんまい。3年ぶりの海外、済州に来られてよかった(涙)。
お肉を焼いている間にもどんどん陽が落ちてきて、焼いたり食べたり写真撮ったり、忙しいながらも楽しい。
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陽が落ちてもずっときれいな空だった
済州名物(牛島)ピーナッツマッコリは口当たりが良くて飲みやすい。韓国本土や日本ではなかなか見かけないのでお土産におすすめ。
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かなり酸っぱいキムチは焼いちゃう。
1人前を追加して(計3人前)、ビールやマッコリをいただきお腹いっぱい。
店員さんも隣のテーブルのファミリーも親切でいろいろ助かりました。とっても良い誕生日ディナーになりました。
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べろんべろんに手を舐めてたクロちゃん
キュルプムンフッテジ/귤품은 흑돼지
住所:済州市, 특별자치도, Dodu-dong, Doduhangseo-gil, 42
②刺身/フェグクス/ムルフェ「ヘニョチョン/해녀촌」
済州に来たらおいしい魚も食べたい。
済州市街から城山日出峰に行く途中の「チョンチョンヘニョチョン/촌촌해녀촌」。こちらはお刺身の美味しいお店です。
この日はチョンチョンヘニョチョンが空いておらず、隣の「ヘニョチョン」へ(同じお店)。ちなみにヘニョとは海女さんのこと。直訳すると「海女村」かな?
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お店のお前に生簀がある
テーブル席は地元のお客さんでほぼ満席の人気店。
奥の座敷に座るとこのロケーション。素晴らしい!
こちらのお店も店員さんがとても親切。LINE(NAVER?)通話で東京に住む韓国人のお友達に繋いで注文を聞いてくれました。お友達曰く「そこすごい人気店だよ!」とのこと。確かにそのようです。
こちらで注文したのは、左からフェグクス→ムルフェ→刺身盛り合わせ。
フェグクス(刺身麺)は甘辛いコチュジャンベースのタレと刺身、野菜を手で混ぜ合わせます。
この量で1人前(約1300円)。韓国のお料理本当に量が多い。
私は酢をかけながらいただきました。
ムルフェ(約1700円)は『IN THE SOOP』でJIN君が作っていて、食べてみたいと思っていた料理。
新鮮なあわびやヒラメ、イカ、タコの刺身が入った冷製刺身スープ。スープの半分くらいは凍っています。夏にいい!
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それほど辛くないのでお子様でもOKレベル。
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手で混ぜる麺、新鮮!
お刺身(約3,500円)はオクドム(鯛)やヒラメなど淡白な白身魚中心。こちらも味噌やニンニクでいただきます。ぷりぷりした歯ごたえ。
そして、済州名物の鯖の刺身のおいしいこと!鯖の刺身って中々食べられないよね?特に秋の鯖は脂がのってて箸が止まらなかった。
ここはとってもいいお店でした。
ヘニョチョン/해녀촌
住所:済州市 Gujwa-eup, Dongbok-ri 1502
③コギグクス「3代クッス会館 本館/삼대국수회관 본점(サムデククス)」
済州に来る少し前に見ていたNetflix『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で知ったコギククス(肉そうめん)。韓国でよく食べられるククスは豆乳ベースのスープが基本だけど、済州は豚のスープ。九州の豚骨ラーメンの文化によく似ています。
こちらは、済州最終日に空港に向かう前のランチで訪れた「3代クッス会館」。地元で人気のお店のようです。
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ローカルな食堂の雰囲気大好き。
注文したのは名物コギククス(約900円)、マンドゥ(中/約800円)、茹で豚(中/約1500円)。こちらを3人でシェアしました。
先ほどの刺身店でもいただいたククスは韓国のそうめん。パスタくらいの太さです。
お米を作る土壌がない済州では昔から麦などの穀物を中心に作っていたので、麺や麦ごはんがよく食べられています。
豚骨スープほど脂っこくなく、コクがありながら割とあっさりしたスープ。
もしかしてこれがあの幸福ククス?海苔を振りかけると更に豚骨ラーメン的な味になる。
マンドゥ(茹でギョーザ)はひと口サイズでパクパク食べちゃう。そのままでも美味しいし、タレにつけてもいい。
これで中サイズです。3人で来てよかった。
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つるん、もちもち。
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そして茹で豚。うつくしい。
葉っぱにくるんで頬張る。皮の弾力。肉の旨み、美味しい!
ローカルな食堂で地元の人の中に混ざって食事をするのが好きなので、ここも行けて良かった。
3代クッス会館 本館/삼대국수회관 본점(サムデククス)
住所:済州市 특별자치도, Samseong-ro,41
④カンジャンケジャン「チョンソンハルメコンドゥレパッ/정선할매곤드레밥」
私が韓国料理で一番好きなカンジャンケジャン(生の蟹の醤油和え)。
ごはん泥棒と呼ばれるカンジャンケジャンは、プライベートで韓国に来たら毎回食べています。(日本で食べると結構お高いのよ)
こちらは「チョンソンハルメコンドゥレパッ」という専門店。お寿司屋さんの上です。
店内は一見カフェのような雰囲気。
カンジャンケジャン定食を3人前頼むと、こんな感じで並べられます。
わらびやニラのナムル。どんぐり豆腐もでてきました。
カンジャンケジャンの他に辛いタレのカニもあります。ごはんは山菜入り。
久しぶりのカンジャンケジャン。口に含めばカニの身のとろける食感、甘さと旨みが口に広がって、さいっこう。
ほんとこれは神の食べ物。
カンジャンケジャン自体は済州名物料理ではなく、韓国伝統料理。ただ、秋のアオガニのオスは秋が旬で、もちろん済州の秋の味覚です。
甲羅の中にご飯を入れて混ぜ混ぜ、海苔にくるんで食べましょう。タレごはんだけでもいくらでも食べられちゃう。
済州よ、至福の時間をありがとう。
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ハルラサンソジュ チュセヨ。
チョンソンハルメコンドゥレパッ/정선할매곤드레밥
住所:済州市 Arai-dong, 3003−11
⑤あわび粥、あわび丼「グランドハイアット済州」
済州はアワビも名物。
あわび粥も『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に登場したよね(あれをイチから作るのは大変だろうよ…)。
あわび粥&あわび丼は宿泊したホテル グランドハイアット済州の朝食で食べられました。
今回の旅は食べたいものに対して日数が足りなかったので、朝食で食べられて良かった。
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こちらはあわび丼。
あわびの朝食についての詳細はコチラで紹介しています。
POCHA/グランドハイアット済州38F
住所:済州市 老連路12
韓国本土とは違う済州の料理を味わおう
黒豚、あわび、魚介、ミカン、お茶など韓国本土とは異なる食文化が楽しめる済州島。
辛さも控えめのものが多く、日本人の口に合う美味しいものばかり。観光客で賑わうお店も楽しいけど、ローカルなお店を巡って本当の済州の味を楽しんでみてね。
韓国観光公社の済州島ムービー。なんとBTSユンギ氏とJIMINちゃんですよ!!
女子旅推しじゃないこのナチュラルな世界観でチェジュの魅力を感じてください↓
※韓国観光公社大阪支店様、済州観光公社様に招待いただきました。
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