ラトビアで憧れのきのこ狩り体験(ガウヤ川国立公園)
始まったばかりのラトビアの田園ツーリズム、リガのホテルの朝食のあと、間食を2回挟んだ後にやってきたのは「Ungurumuiza manor/ウングルムイジャ領主館(マナーハウス)」。バルト三国唯一のバロック形式の木造建築で、2017年で285周年を迎える歴史ある建物。
ここはもともと領主の持ち家で、ソ連時代は小学校になり、現在は自治体の持ち物としてイベントや、結婚パーティー、アートギャラリーとして使われています。
中に入るとすり減った階段がお出迎え。これは1751年に作られた階段。約3世紀分のここの歴史を知っているのだね。
右の部屋に入ると木造の壁に壁画。これも珍しい。
この部屋の壁にはチェコでも見た大きな薪ストーブがあった!(茶色いやつ。)
2階にはバルコニーがあって目の前には庭が広がります。英国式でもフランス式でもない緑の多いステキなお庭。
これからきのこ狩りに行くのだけど、この庭にも既に沢山の種類のきのこが生えてたよ。(↓赤いきのこ以外はここでみつけたもの。)
こんなのだってあるんだから!
初めて見るモグラの穴。
ウサギ小屋を見つけて大喜びのトフィー。
さて、ランチ。領主館のすぐ横にある元寺子屋の「ウングルムイジャ・レストラン」でいただきます。
6テーブルのみのこぢんまりした店内。
ランチコースのスターターはサラダ。ラトビアの野菜は新鮮でみずみずしい!こちらのパンは酸味のある黒パンです。ラスク状になった黒パンもサラダに添えられてた。
メインはチキン。クリームソースが美味しかったぁ!(そしてここにもサラダが、お腹いっぱーい。)
そして「ライ麦重ね」という名のデザート。あれ、先ほどと同じ黒パンのラスク。そしてこのデザート、黒パンを粉状にして容器に敷き詰め→クリーム→黒パン→クリームという黒パン尽くしのランチだったヨ。く、くるしぃ…。
この旅初めての、ラトビアのにゃん発見。
【ウングルムイジャ領主館】
住所:Ungurmuiza, Pārgaujas nov., Raiskuma pag., Auciems
◆ラトビアできのこ狩りをしてみよう!
ランチの後ウングルムイジャ領主館から車で10分ほどでやってきたのは「ガウヤ川国立公園/Gaujas nacionalais parks」。ラトビアは国立公園で誰でもきのこ狩りを楽しめるんだよ、素晴らしいね!
ガウヤ川国立公園は1973年に制定されたラトビア初の国立公園。ここではガイド付きのネイチャーツアーやきのこ狩りツアーも開催されています。
ああ、憧れのヨーロッパの森でのきのこ狩りですよ。まるで『かもめ食堂』の世界。とっても楽しみにしてたんだぁ。
バスケットとグローブとナイフを用意してもらいました。
きのこ狩りをするときはトレッキングシューズまたはレインシューズがおすすめ。マダニがいるそうなので露出は少なめに。UKOARAはショートのトレッキングシューズとトレッキングパンツでした。きのこが生えている森の土はふかふかしている。
みつけたよー。
きのこは手で引っ張らないでナイフでカットします。(そうするとまた生えてくる。)
人がいない方へとずんずん進んで行くと、森はしんと静まり返ってて、いつのまにかぽつんと一人ぼっちで、不思議な気持ちに。澄んだ美味しい空気の中でこんな体験できるなんて本当に贅沢で素敵な旅の仕方なんじゃないだろうか?取材なのにとてもリフレッシュできてしまったUKOARAでした。
で、食べられるのかはわからないけどこんなにとれたよ。
トフィーもお手伝い。
きのこはこの日のお宿に持ち帰って食べられるものと食べられないものに選別しました。真ん中から右が食べられるもの、左が食べられないもの。素人にはわからん!
こちらはきのこで染めた毛糸。
こんなにカラフルに染まるんだね。秋らしくて素敵。
公園のきのこ狩りツアーは8月中旬~9月終わりまで。
今のところラトビアツーリズムでは首都リガからのきのこ狩りツアーは開催されていません。個人旅行向けにそういうのがあったら嬉しいな、そのあとお料理もできたらいいな。と田園ツーリズムの方にお伝えしましたよ。
今回の移動はこんな感じ↓
※今回のCAITO主催プレスツアーは現地での宿泊費、食事、アクティビティをサポートいただいています。
SPECIAL THANKS:CAITOプロジェクト/グローバルWiFi
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