観光協会お墨付き!津和野グルメ&体験ツアー(島根)
津和野観光協会イチオシ!グルメ&観光スポット巡り
2023年春のおでかけ第3弾は島根県津和野町。
山口県との県境に近い盆地で、江戸時代から続く城下町が有名。山陰の小京都と呼ばれています。
今回は1泊2日で津和野町観光協会おすすめのグルメ&観光スポット(体験ツアー)を巡ってきました。
関東にいるとあまり馴染みのない津和野、一体どんな旅先?その魅力をご紹介します。
首都圏から津和野へのアクセス
首都圏からのアクセスは、羽田空港から萩・石見空港→鉄道orタクシー(30分)を利用。
場所はこの辺りです↓
①津和野駅
旅のスタートはここ津和野駅から。
JR山口線が走る津和野駅。2022年に100周年を迎え、新しく生まれ変わった駅舎がこちら↓
津和野の木材で作ったかっこいい駅ですが、無人駅。
改札横に津和野町観光協会のカウンターがあるので、チケットやツアーの手配はこちらでお願いしましょう。
※支払いは現金のみ。クレジットカード利用不可。
そして、駅前にはSLデゴイチ。新山口から津和野まで2時間かけて走る現役です。
UKOARA、津和野に来るのは2回目ですが、駅前まで来たのは初めて。のんびりしたいい駅です。
②城下町のイタリアン「アルチジャーノ」
駅から5分も歩けば江戸時代から続く城下町。
手前が商人の町である本町通り、奥が殿様と武士が使う殿町通り。
はっきりとその違いがわかるのがおもしろい。
本町通りには飲食店や雑貨店、酒蔵などが並びます。
1日目、津和野到着後、ランチにやってきたのはイタリアンレストラン「アルチジャーノ」。
地元食材を使ったパスタや窯焼きピザのお店です。
前菜セットは、カポナータ、フリッタータ、萩のいわしのエスカベッシュなどかなり豪華な盛り合わせ。
山口の徳佐リンゴジュースも追加しました。おいしい。
海老のトマトクリームソースフェットチーネ。
黄色みが強い自家製麺は、もちもち。
[アルチジャーノinstagram]
住所:島根県鹿足郡津和野町後田ロ194-3 (月曜日、第3日曜 不定休)
ぶらぶら歩くのが楽しい静かな城下町。レトロだけどおしゃれなお店もあっていい雰囲気。
③津和野町サイクリングツアー
13:00 お腹が満たされたら、駅まで戻り、津和野町観光協会のガイドさんと巡るサイクリングツアーに参加します。(3時間/3000円)
こちらは、日本遺産・津和野百景図を巡るツアー。
ガイドさんの説明を聞きながら、160年前とほぼ変わらない街の景色に驚きます。
津和野は小さな町なので、みんな知り合い。
ガイドさんがすれ違うかたみなさんに「こんにちはー。」と声をかけると、「こんにちは。」って返してくれる。これ、都会ではできないほっこり体験です。
今回は、特別約2時間のショートコースにしてもらいました。楽しくてあっという間でした。
ガイドさんの豆知識は個人旅行だったら知らなかったことばかりなので、ここの土地を知るにはお勧め。
個人的には旅行中の3時間て結構長いと思うので、1時間半、2時間、3時間と時間(と金額)が選べるといいかな。
【「Keep the Time」日本遺産・百景図を巡るサイクリングツアー】
3時間/3000円
④太鼓谷稲荷神社
津和野で外せないパワースポットが太鼓谷稲荷神社。島根では出雲大社の次に参拝客が多い場所です。
太鼓谷稲荷神社は、大願成就・商売繁盛、失せ物のご利益があります。
普通は「稲荷」と書くところを「稲成」と書くのも珍しいでしょ。
こちらでは4か所参りをすると効果絶大だそうで、せっかく来たなら全部周りましょう。
まわる順番はこちら↓
1.元宮→2.命婦社→3.新殿→4.新殿裏奉拝所
こちらを参拝するのは2度目なのですが、とてもいい「氣」の神社。好きな場所です。
【太鼓谷稲荷神社】
住所:島根県鹿足郡津和野町後田409
津和野1日目の観光はこちらで終了。
ランチから夕方までの数時間でかなりリフレッシュできました。
⑤十割蕎麦とつわの栗のお店「ちしゃの木」
2日目は強い雨が降っていたので、お昼まで宿でのんびり。
ランチは城下町の外れ(津和野駅からすぐ)のお蕎麦屋さん「ちしゃの木」。
知らないと素通りしちゃうような外観。
たくましい木彫りのお猿さんが目印です。こちらが、チェーンソーアーティストの作品というのもすごい。
こちらでいただくのは発芽そばを使用した十割蕎麦。少し緑がかってるのわかるかな。
そして麺つゆではなく塩でいただきます。塩でいただくと蕎麦の旨み、甘味が増すとのこと。
UKOARA、お蕎麦は麺つゆでしか食べたことがないのでちょっと慣れない…、つるんとしないで最初からもぐもぐする感じ。
蕎麦の実を発芽させてから轢くと栄養価が高くなる発芽いぶきそば。
元々農業をされていた店主がいかに栄養を多く摂れるかを考えてこのスタイルになりました。
ちしゃの木は栗スイーツも有名。
お蕎麦屋さんの前は和菓子屋さんだったので、名産のつわの栗を使ったアイスクリームやモンブランは絶品。
甘味だけの利用ももちろんOKです。
週末には焼き窯パンも販売する、なんでもこなせるお蕎麦屋さん。
こちらで提供されるコンニャクは、パンを焼いたときに出る灰で灰汁をとっているので臭みがなく、ザラザラとした食感で味が染みやすいのが特徴。
道の駅などでも扱っている栗のお菓子はお土産におすすめ。農業から2次産業、3次産業までやりたいという店主の思いが伝わります。
店主と奥さまのお人柄もとてもよく、津和野の温かさを感じられる店でした。
【ちしゃの木公式サイト】
住所:島根県鹿足郡津和野町後田イ140−1
⑥秀翠園 お茶テラス「煎茶体験ツアー」
最後のスポットは秀翠園 お茶テラス。
町のシンボルでもある青野山は火山、そして周りは水はけのよい土地。伏流水の美味しいお水。
そう、津和野は静岡と似た環境にあるお茶所です。
こちらでも、津和野町観光協会の秀翠園 お茶テラス「煎茶体験ツアー」に参加します。
津和野駅から車で10分、目の前に広がるのは日本昔話に出てきそうな風景。
ここが秀翠園さんの茶畑です。目の前の高い山が青野山。
この日は雨で室内での体験になったけど、晴れるとお茶テラスで至福のお茶体験ができます↑
体験ツアーでは、おいしい煎茶の入れ方を教わり、津和野の特産品まめ茶や紅茶の飲み比べをします。
低温で淹れた1回目(左)、高温で淹れた2回目(右)、色が全然違う。
お茶の甘さや旨みを味わうなら低温で、甘味と一緒なら渋みが出る高温で。
高温で淹れたお茶と一緒に桜餅がサーブされました。
関西の桜餅はお米つぶつぶ系ですよ。おいしい時間。
体験ツアーは約1時間+フリータイム30分。ここでものんびり津和野時間が流れていました。
個人だとアクセスも悪いので、こちらもツアーに参加するのがラクでおすすめです。
【茶畑一望「お茶テラス」で愉しむ煎茶体験ツアー公式サイト】
所要時間:約90分
料金:2,800円
【まめ茶の秀翠園公式サイト】
住所:島根県鹿足郡津和野町直地142
アクセス:JR津和野駅より車で約10分/JR青野山駅より徒歩で約5分
津和野のお土産は秀翠園のお茶と銘菓源氏巻(どちらももっと買えばよかった!)。
そして鷺の箸置き(1つ330円、安い!)。いいものが買えました。
津和野唯一の温泉宿「ゆとりろ津和野」に宿泊
今回津和野で宿泊したのは、2023年3月末にリニューアルオープンした「ゆとりろ津和野」。
津和野唯一の温泉宿で、料理も美味しい、居心地最高。
山陰旅のハブステーションにおすすめ、1分動画もどうぞ▼
詳細はコチラ▼
「サウナ付客室も!津和野唯一の温泉宿「ゆとりろ津和野」リニューアルオープン/トラベル.jp」
今回周ったスポットがこの辺り▼
島根県津和野町、時間がゆっくり流れ、のんびりした空気にほっこり癒される場所。行けばきっとこの心地よさに納得できます。
次の旅先候補にしてみてください。
取材協力:津和野町観光協会/ゆとりろ津和野/Yu-na推進協議会
※招待いただきました
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