変だよバルセロナのクリスマス!サンタクロースはカガティオ(=う○こおじさん)だった
◆普通、スペインのクリスマスは1月6日、レジェスマゴスがやってくる
もうすぐクリスマスですね。スペインのクリスマスは1月6日。サンタクロースではなく「レジェスマゴス(東方三賢者)」がラクダに乗ってプレゼントを持ってきます。クリスマスの飾りも「ベレン」というキリスト誕生のシーンを現したものが一般的(手前の3人がレジェスマゴス)。そう、サンタクロースではないのです。
最近はサンタクロース文化も入ってきて12/25にプレゼントをもらう家もあるそう。ただメインは東方三賢者。サグラダファミリアの誕生のファサードにもいるよー。
◆バルセロナ「サンタルチア」クリスマスマーケットに行ってみた
12月のバルセロナ、大聖堂の前の広場ではちょうどサンタルチアクリスマスマーケットがはじまっていたので寄ってみたよ。バルセロナのクリスマスマーケットは初めて。
なんか変なの売ってるー。
ツリーも売ってるよ。
あれ、こっちにも丸太がいる。
なになに、これ、なんかのキャラクター?
お店のおばあちゃんに聞いてみると「これはTIOっていうカタルーニャのサンタクロースで、歌をうたうのよ。」と。え、マジか、これがサンタクロースってどういうこと。TIO(=おじさん)…。えーと、なんだろ。
しかもクオリティが小学生の図工っぽいんだよね…。
◆ティオについて詳しく聞いたら狂ってた
一番かわいかったのがぬいぐるみ。顔がかわいい!けど一番小さいのでも15ユーロとややお高め。よく見るとチェックの布がかかってて、杖も付いてる。
もう1回お店のおじさんにこれは何かと聞いてみるとカガティオというカタルーニャのサンタクロース。クリスマスまでお菓子やナッツ、フルーツをお供えしてそれをカガティオが食べて、クリスマスイブに親が布の下にプレゼントを隠す。翌朝、子供たちは歌いながら杖でカガティオを叩く、布をめくるとプレゼントがでてくるっていう、なんだそれ。っていう特殊な文化。
ここでスペイン語が少しわかる人ならムムムってなると思うんだけど、カガ=う○こなのです。カガティオ=う○こおじさん。つまり、お供え物を食べて、ウ○チしてそれがプレゼントっていう…、えっ、ちょっと待って、よく考えて、すごく変じゃない???
一生懸命説明してくれるから真面目に聞いてたけど、アパートに帰ってから「狂ってるw。」って大笑いしてた。41年生きてきてもこんな風習知らなかったよ。はぁ、旅っておもしろいね。
後日、クリスマスマーケットを再訪して陶器のカガティオを購入(3ユーロ)。かわいいー。ヌテラバーをお供え。う○ちしてくれますようにー。
カガティオの衝撃のラスト!
SPECIAL THANKS:グローバルWiFi
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