フィンランド「カッリオラリゾート/Calliola Resort」の極上スイートルーム宿泊記
フィンランド田園ツーリズム決定版「カッリオラリゾート」に宿泊

ラトビア、エストニア、フィンランドと周ってきたCAITO主催北欧田園ツーリズム、この旅最後に宿泊するのは南フィンランドのRagovagenにある「カッリオラリゾート(Calliola Conference & Event Center)」です。リトアニア、エストニアでもそうだったけど、こういった田舎のリゾートは結婚式や会社のイベント、セミナーなどグループ利用で使われることが多いみたい。

レセプションを抜け、ミーティングルームに入るとウエルカムスナックが用意されていたよ(この日実に6食目!)。全くお腹すいてないけどいただきまーす。


キャロットケーキとマシュマロの入ったチョコレートのお菓子2こをペロリ。え、おいしいんだもん。

地図がデザインされたミーティングルームのテーブル。「私たちいるのどこだろ?」「ここ↓じゃない?」ってこれじゃどこか全然わからないよね…。

カッリオラリゾートはバルト海に面したフィンランド多島海域の島の1つRågövägenにあります。ヘルシンキからは車で1時間半の距離。エストニアのタリンへは80km、ボートで1時間で着いちゃうのです。この辺りはスウェーデン語を話す人たちが98%だそう。
フィンランドの森できのこ狩り&ベリー摘み

まずはカッリオラの自然の恵みをいただきにセミナールームのすぐ後ろにある森へ入っていきます。ゆーこあらはベリー担当。足元にはベリーの木がたーーーくさん。つまみ食いしながら摘んでいきます。食べ放題最高。


あっという間にこれくらい取れちゃう。(そのまま食べちゃう。)

きのこも惜しみなくニョキニョキ。フィンランドらしい写真が撮れちゃうよ。

ウソみたいに大きなポルチーニも!リアル『かもめ食堂』の世界、夢のようだよ。

つまみ食いしまくっていたのであまり収穫できなかった。はぁ、美しいな。

きのこチームはこんな感じ。黄色のアンズタケが多いね。

ちなみにとってもステキに見えるフィンランドの森ですが、涼しくても蚊が多いのと、頭に止まって羽を落としていく大きな凶悪な蚊がいるので帽子は必須アイテムです。
スウェーデンのザリガニパーティーを体験

98%の人がスウェーデン語を話すこの場所では文化もスウェーデン式。夏の風物詩「ザリガニパーティー」が開催されているので見に行こう、とオーナーが案内してくれたよ。
UKOARA勝手に、セレブなイケメンがシャンパン片手にクルーズの上でパーリーしてるという都合のいいことを想像したんだけど、会場に入ると…、あれーーー、何これ、すごく…いい。
おじさま、おばさまが歌い、シュナップスをクイっと呑み、ザリガニを食べ、歌う。想像の斜め上を行く世界が広がってたよ。これは日本人は想像できないでしょ。

いい大人がザリガニのデコレーション、ザリガニのナプキン、エプロン。かわえぇーーー!

歌う、そして呑む
この1週間、3カ国を巡る旅でハイライトはいくつもあったんだけど、UKOARA的クライマックスがここ。自分が参加したわけでもなく、ちょっとのぞかせてもらっただけなんだけど、また知らない扉を開けてしまった、いいもの見たぞ的な。これは実際に行かないとわからない。想像通りの旅なんてなくて、いつも新しいことに出会える。みんな、旅に出ようよ。
「日本の歌うたってよ。」と言われたので日本人チームは『森のくまさん』をうたったよ。それを優しく見つめるご一行。

カッリオラリゾートのスイートルームに宿泊

さぁ、アクティビティを満喫したのでお部屋の紹介を。今回ワタクシとブロガーayanちゃん(@warashibe)が宿泊したのはなんとスイートルーム(ウォーターフロントヴィラ)。すごいっ!
赤いお家です。目の前はプライベートビーチ、バルト海♪

冬は海が凍ってしまうので氷上スキー散策ができるそうです。フィンランドの冬もいいかも。


お庭では海を眺めながらコーヒーだって飲める。ステキなんだよ。

ブルーでまとまっている寝室。

そしてキッチン。こんな家に住みたいです。帰りたくない。

冷蔵庫にはドリンクいっぱーい。ビール多すぎ!ここの水道水はおいしいフィンランドのお水なので飲めます。

スナックやカプセル式コーヒーメーカーも。

こちらがバルト海に面したリビング。

スイートルームは暖炉つき。9月でも夜は冷えるので暖炉に火を入れてもらったよ。静かな部屋にパチパチと薪が燃える音。薪の匂い。北欧旅最後の夜、フィンランドの端っこで贅沢な時間を過ごすよ。
右側の壁の木は120年前のもの。WiFi完備。何度も言うよ、ここで暮らしたい。

バスルームはシャワーのみ。奥にあるのは…

フィンランド式薪サウナー!!!プライベートサウナです。贅沢すぎるぅぅ。冷蔵庫にビールが沢山あったのも納得。ワタクシとayan(@warashibe)ちゃんは夕食後に2人でサウナを楽しみました。気持ちよかったーーーー。

熱くなった体を冷やすのは目の前に広がるバルト海。遠浅だったからジャンプとかする感じじゃなかった。もう、ここでは子供のように楽しんでた。

ここはかなり特別だと思うので、ハネムーンにとってもおすすめ。こんなステキなところで過ごせたら一生思い出に残ると思う。
森の恵みをいただく、カッリオラ至福のディナー

カッリオラは食事も自慢のお宿。敷地内の森で採れた食材を使った凄腕シェフ・ニックさんのお料理を楽しめます。なんとニックさん、フィンエアーの機内誌(2017年9月)の表紙を飾っているんだぜ!


あらら、イ・ケ・メ・ン!
まずは、先程のザリガニパーティーのザリガニがどんなものかを体験させてもらったよ。見た目も味も小さなロブスター。小さいのに殻が固いのと身が少ないのが食べづらいけど日本人はこれ好きでしょう。旨みがぎゅっとつまってて美味しかった、もっと食べたい。今回の旅の運転手さんはエストニアの方で、エストニアでは食べないのでちょっと気味悪がってたのもおもしろかった。
前菜はキャベツとズッキーニのサラダ。「半熟卵」の黄身はヨーロッパでは珍しいかも。

そして、これなんと、森で採れた生の若い松ぼっくり。松ぼっくり食べるなんて人生で初めて。あの松の風味と苦味と青さがお口に広がる大人味。おもしろいねー。

狩猟シーズンが始まった秋のディナーのメインはエルク。ジビエ料理って臭かったり硬かったりで得意じゃないんだけど、このエルクやわらかくて、ものすごく美味しかったのです。初エルクのお味に感動してしまった。
付け合わせはさっき森でとってきたアンズタケとポルチーニ。すぐお料理してくれて嬉しい。お肉の下は小麦のリゾット。全てバランス良くいいお味。ニックさんすごいや!

デザートはオリジナルジェラート。黄色いのは白樺に生えるチャーダというきのこから作られたもの。チャーダは今注目のパワーフードです。そして、グリーンは白樺の葉っぱから作られたもの。ベリー風味のお砂糖がついています。

どちらも優しい味で本当においしいし、よく考えたらものすごくおしゃれでは?フィンランドの白樺の葉っぱのアイスクリームなんて、日本でバカ売れしそう。青山あたりにニックさんのジェラートのお店オープンして欲しいなぁ。

今回のフルコースの食事、全部森で採れたもの、全部オーガニック。そして日本人が初めて口にするものばかり、しかも全て美味しいという驚きの連続。今回のお料理が一期一会すぎてもう2度と食べられないと思うと余計に愛おしい。お料理にここまで感動できるってなかなかないんじゃないかな。
去年ヘルシンキを訪れたときの食事が独創的過ぎて何を食べているのかがわからなかったんだけど、ここは、素材ありきでオリジナル、味付けも日本人向き、この旅一番の食事になりました。人生で1回はニックさんのお料理を味わいにフィンランドに行ってもいいんじゃないかと思うほど。これ、最高に贅沢でした。だまされたと思って訪れて欲しい…。

白樺に生えるきのこチャーダ
カッリオラの朝ごはん

この旅最後の朝ごはん。私たち1グループのためだけに用意されたカッリオラの朝ごはんはシンプル。でもこのリンゴンベリーの量はさすがフィンランドでしょう。

ドライフルーツと種実類がぎっしり練りこまれた焼きたてのパンがものすごーーく美味しい(バターも美味。)。オーナーの奥様にめちゃめちゃ美味しい、と感動を伝えてたら、余ってしまってもあれなので、とお土産に包んでくれた。(帰国して旅の続きを楽しめた。)


オーナーのカザネン夫妻
カッリオラステイは今までのUKOARAの旅の中でも特別なものになりました。これだけ恵まれた環境とホスピタリティと感動体験の連続は他にないのでは?もう1泊したかった!!
【カッリオラリゾート/Calliola Conference & Event Center】
住所:Rågövägen 315, 10710 Snappertuna, Finland
※今回のCAITO主催プレスツアーは現地での宿泊費、食事、アクティビティをサポートいただいています。
SPECIAL THANKS:CAITOプロジェクト/グローバルWiFi
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