軽い&手入れがラクな鉄フライパン「岩鉄鉄器ダクタイルパン」
◆フロム岩手、岩鉄鉄器のダクタイルパンレビュー
鉄のフライパン。
女性にはちょっと重いですよね。しかもメンテナンスを怠るとすぐ錆びるし、やっぱりテフロン加工のフライパンが使いやすい。
今回は、岩手で1949年に創立した岩鉄鉄器のダクタイルパンという鉄フライパンをレビューすることになりました。
そう、鉄フライパンです。テフロン加工のものより料理が美味しくなるのは期待できるけど、メンテナンス、焦げ付き、重さは大丈夫?
◆ダクタイルってなに?
1949年に創立した岩鉄鉄器の鉄のフライパン「ダクタイルパン」。
いや、そもそもダクタイルってなに・・・?
ダクタイルを検索をしてみると、組織中の黒鉛を球状にして強度や延性を改良した鋳鉄のことらしい。軽くて強いのが特徴。
よく見かける鉄フライパンと違って表面はマットで、触るとザラザラ、小さくでこぼこしています。
◆ダクタイルパンのスペック
①重さたったの770g!
今回レビューするのは22cmのダクタイルパン。1~2名分の料理向きです。片手で持ってみたところ、思ったより軽い。重さは770g。女性でも中に食材を入れて片手で振れる重さです。
それもそのはず、このフライパンかなり薄い。鉄の薄さは1.6mm。これも鋳物職人のなせる業なのです。
②熱くなりにくく持ちやすい取っ手
鉄フライパンって薄くて痛いし、鍋つかみが必要だけど、ダクタイルパンは取っ手も裏まで楕円にカーブしいて持ちやすい。
そう、鍋つかみ、いらないんです。
今回、このフライパンが届いてから3日ほど毎日使っていたのですが、普通にコンロの火にかけているくらいでは取っ手が熱くならない。
「熱くなります」という説明書の注意書きはあるけど、7回ほど料理に使っても、鍋つかみは一度も必要ありませんでした。
③油ならし&油返し不要!
このダクタイルパン、鉄フライパンで必要な「油ならし」という作業が必要ないのです。
これ結構重要。
油ならしが面倒で鉄フライパンまで辿り着けないんですよ、最初に使うときは食器用洗剤をつけてタワシやスポンジで洗えばOK。
使い終わった後も普通に洗って、水気をふき取るだけ。食洗機も可。油返しなる作業も必要なし。
ポイント:スポンジを使用すると、ザラザラな面と擦れてスポンジが痛む可能性があります。また、凹凸内部の汚れを掻き出すために「タワシ」がお勧めです。(金たわしは、ダクタイルパンを傷つけてしまうため不可)
◆ダクタイルパンで料理してみた
ダクタイルパンが届いた翌朝、「卵、豆乳、パン、ある!」とちゃちゃっとフレンチトーストを作りました。そのままテーブルに出せるのが嬉しい。
テフロン加工のものより食材に焦げがちゃんとつく。
その日のランチに作ったのはパエリヤ。
22cmのダクタイルパンでは1.5合で作るとちょうど2人前になります。パエリヤはいつもホットプレートのプレート部分を直火にかけて作っていますが、鉄だとどうだろう…。
味と旨みがいつもより濃く感じるのは鉄のおかげなのかな?熱伝導率がいいとごはんもこんなに美味しいの?と感動を覚えながらも、いつも通りにお焦げを作ったつもりが、これは焦げすぎ…。
ダクタイルパンとうまく付き合うにはその子の性格も覚えないとね。
お焦げを作ったので、もちろん鉄板にも焦げ付きが。
これ、普通にスポンジでは落ちなかったけど、熱湯を入れて少し置いておけばきれいに落ちました。表面がザラザラなので、焦げつきにくく、焦げが落としやすい。
夜は夫が「ダクタイルパンで焼いてみたい」とチキン香草焼きに挑戦。
自ら鉄の中華鍋やフライパンを買う彼はダクタイルパンを楽しみにしていたようで、その使いやすさにも驚いていました。
調理時間が早いし、焦げ付かない、持ち手が熱くない。とかなり好評。肝心のチキンの皮はパリパリ、お肉はふっくら。味付けは塩コショウだけでOK。
ハンバーグもいつもより焦げ目がついていい感じに。料理が楽しい。
◆毎日使いたい鉄フライパン「ダクタイルパン」
ダクタイルパンが届いてから、美味しさがダイレクトにわかる目玉焼きや炒飯、生姜焼きなど、毎日使っていて、これ、今のところおすすめポイントしか見つからない。鉄フライパンをお探しなら、間違いなくおすすめ!
手入れが簡単なので、いつもの料理をもっと美味しくしたいなら、新しく購入するのもありです。特別扱いじゃなくて、フライパンの代わりに毎日使いたい、そんな鉄フライパンです。
商品提供:岩手製鉄
※本記事はアジャイルメディアネットワーク運営のメディア「STAMP WORKS」に掲載されたものです。STAMP WORKS閉鎖に伴い、記事を移しました。
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