コソボ・プリシュティナ近郊観光地巡り(ガジメ洞窟~ノボボルド城~スルタンムラットの墓)
◆プリシュティナ近郊おすすめスポット「スルタン・ムラットの墓」

2018年コソボ旅。前回のエントリではプリシュティナ町歩きを紹介しましたが、今回はプリシュティナから車で40分~1時間半ほどの場所にある観光地とコソボグルメをご紹介しまーす。コソボの観光地ってあんまり知らないものね。
※今回のツアーは有名な世界遺産は素通りしていいますので、あしからず。
まずやってきたのは、スルタン・ムラットの墓。ムラット1世は1389年コソボ平原の戦いで殺されてしまった英雄だそうで…知らなかった!初めまして!

こちらが14世紀に建てられたムラットのお墓。

大きな木が守っているよ。
偉い人のお墓ってどんな感じかしら?靴を脱いで上がります。絨毯がかわいい。

ほほう。たまねぎみたいなのが特徴的!

と思ったら、これ、頭にかぶっているターバンでした↓

お隣は博物館になっています。全く知らなかったオスマントルコとアルバニア民族の歴史に触れることができますよ。

こちらでもちゃぶ台の応接間。奥のちゃぶ台は囲炉裏だよ。

【スルタン・ムラットの墓公式サイト】
住所:Mazgit,Kosovo
◆2世紀の古代ローマ都市「ウルピアーナ遺跡」

グラチャニツア修道院の近く、広大なとうもろこし畑の真ん中で見つかったのは2世紀の古代ローマ遺跡「ウルピアーナ」。敷地内に3つある遺跡はそれぞれ離れていて、しっかり見るとなると1時間は必要。
現在も発掘中。この日はフランス人チームが作業中でした。

◆8000万年前の鍾乳洞「ガジメ洞窟」

そして、鍾乳洞ガジメ洞窟(Gadime Cave)へ。

年間平均気温13度、1966年に家の増築をしていたアハメットさんによって発見された洞窟は、8000万年前のもの!1260mの長さのうち、現在見られるのは440mまで。鍾乳洞ファンは必見よー。
30分もあれば観光できます。

【ガジメ洞窟】
住所:Ferizaj Road, Pristina,
入場料:2ユーロ
◆ノボボルド城(アルタナ城)

ガジメ洞窟の更に奥の山道を登ること40分ほど。火山の山頂に建つノボボルド城。中世に建てられたお城です。ここからの眺めは素晴らしかった。

ガイドさん付で中に入ることが可能。ここのお城の特徴は3種類の石材を使っていて、角には赤い火山岩を使用。中は現在修復中(入ることはできる)、これからきれいになっていくそうです。


ここまでのルート(宿泊していたプリシュティナのホテルから出発)↓
◆かわいいがいっぱいのホテル「Gracanica」のランチ

ここからは、プリシュティナ近郊のグルメを。コソボで最初にランチをしたのは、ウルピアーナ遺跡近くのホテル「グラチャニツア」。
まず内装が最高!!!

伝統的なマットやクッションも売っています、ものすごくいい!!食事どころではないほど静かに興奮してしまった。クッションは1つ40ユーロほど。


さあ、ランチ。ここではブッフェ式でコソボのお料理を食べられます。コソボのお料理ってどんな感じ?

まずはビール。この地域で作られているビブジャンビールはプリシュティナでは買えないとのこと。すんごく美味しい!

コソボのごはん。冷たいビーツのスープに唐辛子入りのクリームチーズ。

すべからく美味しい茶色いコーナーはラムの炊き込みご飯、レモンチキン、焼きチーズ、お好み焼き!、唐辛子のグリル、ポテト。色は地味なんだけど、日本人の口に合う、美味しい!

デザートはカステラを牛乳に浸したような不思議なケーキと、トルコやギリシャでも食べられているバクラバ。あんまいっ!

グラチャニツアはプリシュティナ郊外のおしゃれなホテル。お部屋も見せてもらいました。ドアの右上にいるのは…。

ぎゃっ、こわいっ。首に釘打っちゃってるじゃないの。
実はコレ、この辺りの魔よけだそうで、本当に魔よけ効果ありそう。アルバニアの郊外でも、結構魔よけは見たけど、かわいいぬいぐるみのところが多く、ここが一番怖かった。ゆーこあらも魔よけになるかしら?

キッチン付きの客室。めっちゃ素敵では?お部屋のインテリアもいいし、のんびり2泊くらいしてもいいんじゃないかと思います。

プールあるし。

蛇口から出ているのは温泉。飲泉ができますよ(おいしくない)。
◆おしゃれなコソボごはんなら「puro」

こちらはプリシュティナの中心地から車で15分ほど山を登った場所にあるレストラン。フレンチとコソボのミックスされた食事ができます。
前菜はトマトとモッツアレラのサラダ。

メインはスズキのソテーと白米!お魚嬉しい。皮がパリパリで脂が乗ってて◎。

デザートはアップルパイ(?)×バニラアイスのUKOARA好みのスイーツとコソボマキアート(フレッシュミルクを使っているとコソボマキアートだそうなんだけど、よくわからなかった)。

コソボ7月のサンセットは8時過ぎ。レストランを抜け出してパチリ。

コソボの観光は、バスが走っていない場所も多く、タクシー利用がおすすめ。コソボのタクシーは安いので、1日借りると便利かと思います。
取材協力:コソボ共和国大使館/JATA
※今回の取材は現地での宿泊・食費・移動・アクティビティを提供いただいています。
Special thanks:トラベルジェイピー/グローバルWiFi
※現地からの発信はグローバルWiFiさんにサポートいただきました。



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