こんな旅がしたかった!ノスタルジックな「北ボルネオ鉄道」
◆コタキナバルで憧れの「北ボルネオ鉄道」に乗ろう
コタキナバル旅で一番楽しみにしていた、憧れの「北ボルネオ鉄道」。
1900年代の英国領時代の雰囲気を感じながら、朝食やランチを楽しめる往復4時間の鉄道旅です。ワタクシ、鉄道の中の食堂車とか、鉄道でいただくご飯がとても好きなのです。あぁ、嬉しい。
北ボルネオ鉄道とは・・・
1896年創立。農作物を運輸するための鉄道。一般市民の足としても利用され、一時期はディーゼル機関車になったものの、2000年にステラハーバーリゾートとサバ州営鉄道が蒸気機関車を復活させ観光鉄道として運営を始めました。
タンジュアル駅を出発し、途中停車をしながら38.5km先のパパール駅まで向かいます。
9:30 乗車開始。出発は10時なのでそれまで写真撮影。
走り出す前から、嬉しそうに撮影大会。
10:00出発。指定された席に着くとアイスレモンティーが用意されていました。
車内にエアコンはなく、窓(ドアも)全開、扇風機全開です。蒸気機関車の音と匂いも初めての体験!
走り出すとパスポートにスタンプが押されます。
◆北ボルネオ鉄道の朝ごはん
そして朝食スタート。ホテルの朝ごはん少なめにすればよかった…。
内容は、カヤトースト・チキンカリーパフ・キャッサバ餅・サバ州のケーキ。
この丸いお菓子はクエペンジャラムというサバ州のローカルなケーキ。米粉とココナッツミルク、パンダンの葉で作った揚げまんじゅう的な感じでもちもちと素朴で美味しい。
レトロな水筒から注がれるのはホットコーヒー。はぁ、全部かわいらしい。
実はこの鉄道でサーブされる食事や飲み物は、高級リゾート「ステラハーバー」のものなので、味はお墨付き。
リアル『世界の車窓から』。雰囲気がすごくいい!
ドアが全開なためこんな写真も撮れちゃう。
ちなみに、トイレも普通なのでご心配なく。
◆キナルート駅で下車
10:40 最初の停車駅、キナルートで下車。ちょうど終点との中間地点になります。ここにあるのはローカルな商店と中国寺。
観光地化もされていないので、ここで暮らす人々の普段の様子が垣間見れる感じ。写真を撮っていても、特に気にもされず、鉄道の観光客が来たなー。程度なのかも。
食堂の店番をするにゃん。隣にあるのはパンダンの葉。
お直し屋さん。
線路を渡ってすぐあるのが中国寺。中は改装中でした。
◆北ボルネオ鉄道のティフィンランチ
暑ぅ~。と車内に戻ると冷たいお絞りが置いてあってありがたい。
冷たい飲み物を注文します(有料)。とりあえず100PLUSを。中身は微炭酸のポカリスエットです。
記念のお土産も買えるよ。
ここでですね、トラブル発生。なんと鉄道が壊れたので引き返すそうです。そう、旅にトラブルはつきものですよ。ええ。あぁ…すごく残念!
ということで、朝食を食べ終えてすぐにランチが始まったよ。
ティフィンランチというお弁当箱スタイル。雰囲気あるね。
お弁当箱の中身はヒナバ(魚の酢漬け)、フィッシュカレー、海老の中華風あん、BBQチキン×サバ州赤米、フルーツ。
お腹がいっぱいで完食はできなかったけど、どれも美味しかった~。
食後にはアイスバー。
マレーシアで1度は食べるとうもろこしアイス。食べてばっかりよ。
本来なら、キナルート駅から先が自然が多く、車窓からの眺めも良いみたいです。
予定より1時間ほど早く戻ってきてしまった今回の旅。日本にはないであろう、この雰囲気での鉄道×グルメの旅は、トラブルはあったものの、とても素敵な体験でした。女子旅だけでなく、夫婦旅、家族旅にもぴったりの内容です。
パスポートのスタンプも全部押せなかったので、もう一度乗りに行きたいよ。
【北ボルネオ鉄道公式サイト】
料金:RM480(約15,210円)
運行日:水・土
※北ボルネオ鉄道は人気があるので1ヶ月前までの予約がベター。
HISでのご予約はこちら
Special thanks:サバ州政府観光局/マレーシア航空/マレーシア政府観光局
(※サバ州政府観光局様&マレーシア航空様から招待いただき取材をしています。)
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