現代アート好き必見!ここは泊まれる美術館「パークホテル東京」
アートなホテル「パークホテル東京」に宿泊
東京 汐留にアート好き垂涎もののすごいホテルがあるらしい。
ゆーこあらが向かったのは「パークホテル東京」。名前からはアートな感じはしない…?
ホテルは高層ビルの25階から34階。下には共同通信社が入っているオフィスビルで、外から見るとこんなに高い。
ホテルは汐留駅直結、大江戸線から来る場合は地下2階からエレベーターで25階に上がります。
オフィスビルらしくコンビニや飲食店がある日常的なエリアの向こう側に、早速アートなエレベーターホールが登場。
現実と非現実の「間(はざま)」。ヒノキの香りが焚かれ、一気に旅感が増します。
ロビーラウンジ「アトリウム」
25階のロビーエントランス「アトリウム」は、約30mの吹き抜けになっていて開放的。非日常へようこそ!って感じ。
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砂柄のカーペットに置石をイメージしたソファ。
枯山水に見立てたエントランスガーデン日本人からみるとあまり和の雰囲気はしない(言われないと気づかない)けど、海外の方から見たら日本ぽいのかな?
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波紋をイメージしたテーブル。
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上から見たアトリウム。
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オムレツ?
25階のアトリウムでは、年2回の季節展が開催されています。2021/11/14までは現代アートの『プレシャスタイム展』が開催中。
こちらは入場無料。宿泊客以外もカフェでランチやお茶をしてアート作品を楽しめます。ここ、アート好きなら絶対に行ってほしい!
アート作品は購入もできる他、展示作品の入れ替えもしていて、何度足を運んでも楽しめます。
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宿泊者が利用できるコーヒーやお茶の無料サービス。
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定員1名の喫煙ルームもアートな世界!
32のアーティストルームがあるホテル
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外から見て何の部屋かわかるようになっている。
270室あるホテルの目玉は、32室(2021年9月現在)のアーティストルーム。
31階の客室全てがアーティストの作品になっています。(34階には1室、今後もアーティストルームが増える予定。)
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圧巻のおたふく
今回ゆーこあらが泊まるのは「おたふく」。近藤亜樹さんが手がけた部屋です。全てのアーティストルームのテーマは日本の美。とてもワクワクする。
こちらは定員2名のクイーンルーム。広さは22~24㎡で天井は高め。そして、部屋のサイズが気にならないほど“面白い”が勝っている。
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バスルームの一部にも梅の花。
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クローゼットには福笑い!
アーティストルームのアメニティ
アーティストルームのティーセットは紅茶と緑茶のティーバッグ、ドリップ式コーヒーが各2。25階にもコーヒー、ハーブティー、お水が揃っているので、そちらを部屋で飲んでもOK。
バスタイムにリラックスできるように、シャンプー類はTHANN。国内のホテルで初めて全室に採用したとのこと。これは、嬉しいな。
他にも、2名利用の部屋はタオルを刺繍アリ・ナシで分けるなど“おもてなし度”が高い。タオルはもちろんふわふわ。
寝間着は『ロスト・イン・トランスレーション』みたいな感じです。って、ググったらちょっと違いました。
ちょっと健康診断ぽいので、お気に入りの部屋着を持っていくとテンションが持続します。
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近藤亜樹木さんの作品集『ここにあるしあわせ』とサスティナブルなミネラルウォーターHAVARY’S。センスいい!
東京タワービューの客室はどこ?
パークホテル東京に宿泊が決まったときに、どの部屋にするかはかなり迷ったけど、部屋の作品はもちろんのこと、東京タワービューにしたかったのです(BOOMERだし)。
しかし、公式サイトを見てもそれがよくわからず、たぶんここそうだな、みたいな探し方しかできなかったのです。
そんな私のような方のために、東京タワービューのお部屋を載せますので参考にしてください。
[東京タワービューのアーティストルーム]
クイーンルーム→天女、侘び寂び、おたふく、桜、芸者金魚、十二支、山水、富士山
キングルーム→龍、縁
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夜景もいい。
写真を撮るのが楽しいアーティストルーム
今回は久しぶりの1人取材でしたが、全く退屈することなく、むしろ時間が足りなくなるくらい撮影が楽しくて、あっという間に夜になってました。
ここ、一人でもめちゃめちゃ楽しめます。まさに、今の時代に合っている。
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おたふくと一緒に。ベッドはシモンズ。
リラックスできるのかな?と心配になるような客室ですが、近藤亜樹さんのこってりした作風と、おたふくのやわらかく楽しい顔は、海外の教会でマリア像を見た時や、奈良の大仏様を見た時のあの感じ、温かく心安らいでしまったのが、自分的には予想外で良かった。
人が泊まって作品が完成する、自分が作品の一部になれるのはとてもいい体験です。
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寝ると梅の木が迫ってくるような景色。
一番新しいアーティストルームは龍神のもてなす茶室
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2匹の龍神がもてなす茶室のイメージ。
今回は特別に他のアーティストルームも見せていただきました。
2021年夏に登場した一番新しい客室「龍穴庵」は、広めのシングルルーム。独特な部屋の形から「龍の暮らす穴」感あり。ここは、落ち着く部屋。
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吾輩は猫である。
東京タワービューじゃなくてあきらめた「招き猫」。猫又も探してみて。
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海外の方に人気の和紙の部屋。シックな雰囲気で広めの客室。
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34階も続々と制作中。
ホテルをART WALKしよう
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地下2階のエントランスからスタート。
アーティストルーム宿泊者にはアートウォークの冊子が手渡されます。スマホでQRコードを読み込み、お手持ちのイヤホンで館内ツアー「ART WALK」がスタート。
地下2階、25階~34階すべてのギャラリーを周ると、1日があっという間に過ぎていく。ここは本当に泊まれる美術館なんだと実感。
何度も言うけど、ここは、一人で楽しむためのホテルだなと思ってしまう。
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三角形の形をしたホテルの廊下を様々なギャラリーが展示している。夜にはプロジェクションマッピングも開催。
作品は現代アートから日本の伝統工芸まで様々。そして、作品は購入できるので買う楽しみまでついてくる。
お手頃なものだと、海外の方がお土産にできるような、日本の工芸品(数千円)などもあります。
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ミニチュア盆栽キットも販売していた。
パークホテル東京の朝食
朝食は25階のアートカラーズダイニングで、アメリカンブレックファストかエッグベネディクトのセットを提供中。(朝食のみの場合2,850円)
エッグベネディクトはベーコンとサーモン。サラダ、かぼちゃのポタージュスープ、ヨーグルト、フルーツ、コーヒー(または紅茶)とジュース。
かなりのボリュームです。
最初に苦手なものをきかれたのに、特にないですと言ってしまい(メロンが出ると思わず)、その旨を伝えると、梨に変更していただきました。ありがとうございます。
おうちで作ると上手に作れないエッグベネディクト。とても上手~。これは幸せな旅先の朝ごはんですよ。
旅感を味わいたいなら朝食はマスト!
ちなみに、初日のランチもこちらでいただきました。
サービスも雰囲気もとても良くてパスタランチ(ポタージュ、パン、パスタ、コーヒー付)が1,600円だったので、宿泊しない方も利用してほしい!
平日昼間だったこともあるし、このご時世で空いているのも推しポイント。
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窓の外には浜離宮と空っぽの築地市場。
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1階にも夕方まで営業しているカジュアルなカフェがあります。
空いている今がチャンス!アートなおこもりステイを
この夏もいろいろなホテル取材をしてきましたが、ここはかなり推せるホテル。上質で楽しく、本当に魅力的な体験ができました。
1泊1名の料金としては、アーティストルームで
シングル 朝食付き1泊33,800円~、朝食なし28,520円~。
クイーン朝食付き1泊38,850円~、朝食なし33,120円~。
アーティストルームでなければ、1泊2万円前後で宿泊できます。
決してお手頃とは言いませんが、海外にもしばらくいけないし、ご褒美ステイやリフレッシュステイにオススメ。ホテルスタッフのサービスも大変良い。
ここ重要↓
予約の際、アーティストルームの部屋はシングル、クイーン、キングまでしか選べず指定できないのですが、備考欄に希望の部屋を明記すればだいたい希望通りにしてもらえるそうです。
2泊するなら1日ごとに部屋を変えるのもOK。
本来なら海外からの観光客であふれかえってたであろうパークホテル東京、静かに過ごせる今のうちに、体験してみてください。
住所:東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー(フロント25F)
TEL : 03-6252-1111(代)
※パークホテル東京様に宿泊招待いただきました。
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