UKOARAのリアルチェコ鉄道&バス旅(ミクロフ~ブジェツラフ~ズノイモ)
◆チェコ鉄道&バス旅スタート
2018年9月チェコ南部の鉄道&バス旅をしてきました。今回は「チェコの鉄道旅素敵だな。」という憧れだけで旅に出て後悔しないように、いいところだけじゃない、鉄道旅のデメリットもお伝えしていきますね。
チェコの公共交通機関を使うにあたり、インストールしたのがIDOSというアプリ。これで、チェコの鉄道やバスの時刻や乗り継ぎを調べることができます。
例えば、ミクロフからブジェツラフへ行く場合はConnectionから駅名検索。
次に出発(到着)時刻を選択。
鉄道またはバスの情報を見ることができます。
ただ、こちらのアプリ、チェコ語と英語の切り替えがよくわからず、時々チェコ語から英語に換えられないことがあったので、そこはなんとなく勘で。
また、こういったアプリの場合、個人旅行者は自分が使うだろう大きな駅名しかわからず、細かいバス停の名前を事前に調べることは不可能に近いので、グーグルマップとの併用がおすすめです。
◆バスでミクロフからブジェツラフへ
チェコ旅はミクロフから次の目的地ブジェツラフへ移動。まずは、ホテルからミクロフ駅前のバス停までゴロゴロと荷物を引きずりながら徒歩15分ほど歩きます。
もともと、鉄道移動のはずが、この日は運行されず、急遽バスに変更。ミクロフ駅前からバスに乗るものだと思っていたけど、実はホテルから徒歩10分弱のバス停でよかったことが後で判明。旅慣れているメンバーとはいえ、日本人には少しハードルが高い。
この後も何度も、鉄道の運休があったけど、チェコでは日常茶飯事のようです。
チェコでは、バスに乗るときに運転手さんに行き先を書いたメモを見せるのがおすすめ。バスの運転手さんは、ほぼ英語が話せないし、こちらも地名を上手に発音できないことが多いので。特に問題なければチケットを発券してくれます。
ミクロフからブジェツラフまでは42Kc≒231円。乗車時間約40分。
こちらのバスは先頭にモニターがあって、バス停名をチェックできるのが良かった。
ブジェツラフ(Breclav)駅に到着。
◆ブジェツラフでサイクリング
ブジェツラフでの目的はサイクリング。チェコはサイクリングをするのがおすすめなんだって。「ブジェツラフ駅に行けば自転車屋さんがある。すぐわかる。」と言われていたけど、自転車屋さんなんてない。駅前にも駅構内にもない。グーグルマップで調べてもない。
インフォメーションで聞くと、あぁ、小さな張り紙にBikeの文字が…。これ、すぐわからないな。
スーツケースを預かってもらおうと聞いてみるも、「今は工事中だから預かれない。」と断られる。こちらも引き下がれずなんとか食い下がる。そう、全然順調にはいかない。
レンタサイクルをしているのはチェコ国鉄(CD)。窓口でデポジット1000Kc≒5500円と使用料108Kc≒594円を支払います。現金での支払いなので、現金は多めに持っているのがおすすめ。
ブジェツラフからはサイクリングで世界遺産「レドニツェ城&ヴァルチツェ城」へ行くことが可能。ただ、前情報では窓口でルートマップをもらえるとのことだったけど、広域地図しかなく、これも日本人には無理。結局グーグルマップを使っていました。
去年レドニツェ&ヴァルチツェは訪れたので、今回はポハンスコ(Pohansko)という場所がおすすめらしいので行ってみます。
大きなヤドリギもあったよ。
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こちらがポハンスコ。リヒテンシュタイン家のハンターシャトーだそうです。リヒテンシュタイン家にしては、かなり小ぶりなお城。
この日は月曜日でお城はお休み(※)。カフェやトイレも閉まっているという残念なタイミング。自販機もない。
関係者っぽいおじさまがいたので「今日はお休みなのねー。」って言うと、「ちょっと待ってて。」って売店を開けてくれた。アイスクリームおいしかった。チェコの人優しい!
※月曜日は城、博物館、美術館等は休館日です。
お腹も減ってきたので、駅まで戻って、駅前食堂へ。
~旅先の一食はギャンブル
メシ次第で旅は台無し~
チェコ🇨🇿ブジェツラフの駅前食堂でおいしいのか美味しくないのかわからないものを食べている二人。
ハウスホワイトシチューの具がザワークラウト。#チェコへ行こう #visitcz#ブジェツラフ#breclav #ゆーチェコあら旅 pic.twitter.com/EI1axj43Xg— UKOARA・ゆーこあら🐨 (@Yu_koara) 2018年9月10日
現地ガイドさんのメッセンジャーによると、「近くにおしゃれなカフェがある。」とのことで、自転車で10分の「CAFE INDUSTRY」へ。
なるほど、インダストリアルなおしゃれなお店。スムージーで休憩。
ブジェツラフの町はサイクリングがしやすいのが良かったな。
◆ブジェツラフからズノイモへ
夕方には他のメンバーと別れてワタクシはブジェツラフからズノイモまで向かいます。窓口で切符(105Kc)を買うとブジェツラフから乗り換えのNovosedlyまではまたもや鉄道が運休。バスに乗ってとのこと。指定された12番乗り場で待っていると、ローカルバスが2台停まっている。
行き先メモを見せると、「これじゃない。」どちらも違うらしい。次にやってきた3台目をよく見ると…
Novosedlyの文字が。臨時便はこんな感じで行き先が表示されているのね。
とりあえず終点まで乗ってればいいらしい。
Novosedlyでの乗り換え時刻はとっくに過ぎてて、これ、鉄道は行ってしまったのだろうか?と不安になっていたけど、どうやらバスの到着を待っていてくれるシステムでした。この旅初めての鉄道。
チェコ鉄道旅のデメリットなど。
上の写真を見てわかるように、チェコ国鉄の車高は高く、4段ほどの急な階段を上がります。旅行期間中1、2回くらいなら頑張れるけど、30kgの荷物を毎日上げ下げするのはアラフォー女性にはかなりハードに感じました。日本の鉄道のようにホームとほぼフラットということはまずないので覚悟を。
ブジェツラフからズノイモへ↓
車内から見えたサンセットがきれいで、車掌さんも外を眺めてたよ。
この日の最終目的地ズノイモ(Znojmo)へ到着。ドキドキの一人鉄道旅スタート。
※今回の旅費宿泊費はチェコ政府観光局に負担していただいています。
・チェコ2018まとめ読みは→→→「コチラ」
初めまして!今度チェコに個人旅行します!プラハのムーステクからプロスコヴィツェへ日帰りで行こうと思ってます。バスか鉄道か悩んでましたが、なんだかバスの方が安心そうですね😅ちなみに、券売機などで売られている24時間券(ツーリストチケット)で郊外も乗れるんですか?
のぞみさま
初めまして、コメント有難うございます。
チェコ個人旅行素敵ですね!
プラハで売られている24時間フリーパスはプラハ市内のみですので、郊外へ行くバスには利用できないかもしれません。バス乗車時に行き先メモとフリーパスを見せれば、OKかNOかわかると思います。
ちなみに、今回の旅では、降りたいバス停が工事中で停車しない。というハプニングもありました。乗車時に運転手さんに(もちろんチェコ語で)言われるので???。後ろに並んでいた方が英語で訳してくれました。
いきなり言われるとパニック(じゃあどこに停車するの??1つのバス停の距離はどれくらい??)、後ろにはまだ行列ができているし。その場での判断に焦りましたが、500m先の(次の)バス停に止まるとのことで、乗ることにしました。
という、ハプニングが次から次にやってきますが、そういうこともあるんだという気持ちでいれば大丈夫です。楽しんでください。