ほんとにお酒がまろやかになる?錫のマドラー「錫のつらら」WOO Collective
「お酒が美味しくなるマドラーがある。」
物事を斜めから見て、元々疑り深い私、「そんな魔法のような話あるわけないじゃない。」と、最初からめちゃめちゃ疑っていました。
が、ごめんなさい、ありましたよ、ホントに。
Woo Collective(ウーコレクティブ)という台湾メーカーの錫のマドラー「錫のつらら」。
今回モニター提供いただいたのは、Woo Collective(ウーコレクティブ)という台湾メーカーの錫のマドラー「錫のつらら」。
“古き良き時代の素晴らしいライフスタイルを再体験してもらう。”というコンセプトのWoo Collectiveは、台湾伝統の錫工芸を、今のライフスタイルに受け入れられるデザインに商品化して、錫の良さを広めています。
◆錫のつららのつかい方
錫のマドラーの効果がわかるのは強いお酒。ということで、今回はウィスキーをストレートで飲んでみます。使い方は簡単、お酒に1分ほど浸します。
違いが分かるようにショットグラスを2つ用意、1つにはマドラーを入れ、1つはそのままで飲み比べます。
◆9種類のウィスキー飲み比べスタート
①サントリー 白州
まずは、我が家で一番飲まれている(味をよく知っている)白州から。
最初に、マドラーなしを飲んで、次に半信半疑でマドラーありを飲むと…全然違う!?違いが如実にわかる!口に含んだ時に最初に感じるトゲがなくまろやか。
今回モニターの話をいただいたときに「味の違いがわからなかったらどうしよう?」なんて心配していたけど、全くその必要はなかったのでした。
②ブラックニッカ ブレンダーズスピリット
お次は、ほんのりスモーキーなブラックニッカブレンダーズスピリット。
まずは香りの違いを試したところ…あらら、スモーキーな香りが消えてしまった。味わいもスモーキーさ(=良さ)が消えてこれは少しもったいないぞ。
③ジョニーウォーカー ブルーラベル
ブラックニッカよりもスモーキーなジョニーウォーカー ブルーラベル。あらら、こちらもマドラーを入れると、スモーキーさが消えてしまった。
④サントリー 響
お次はジャパニーズウィスキーに戻り、響。響は最初に甘さが来て、後からピリッと刺激が来るのだけど、それが柔らかくなる。これは飲みやすい。
⑤サントリー 山崎
こちらは、開封したての山崎。開封したてのウィスキーはトゲがあるんだけど、マドラーを使うことでその刺激が落ち着いて飲みやすい。
⑥タリスカー
ピートが強いタリスカー。ヨードチンキ、もしくは正露丸風味といえばわかりやすい?個人的には少し苦手なタイプのウィスキー。
これにマドラーを使うと…香りと喉に来る刺激が弱くなって飲みやすい!といっても、元々の香りはかなり強いので、タリスカーの持つポテンシャルも全く落としていない。
⑦ハイランドパーク
マッサンがお手本にしていたというハイランドパーク。こちらもマドラーで刺激が薄くなって飲みやすくなる。
⑧クライヌリッシュ
キリッとした飲み口とほんのりソルティなクライヌリッシュ。これにマドラーを入れると…アルコールの刺激が弱くなり、塩気が際立ってくる!これ美味しい、一番合う!
⑨ニッカ 竹鶴
ラストは竹鶴。ニッカとこのマドラーは相性が良くないのか、甘さだけが残り、切れ味がなくなってしまった。これももったいない。
⑩おまけ:ソフトドリンク
ソフトドリンクでも試したくなり、マレーシアの100PLUSで挑戦。こちらは微炭酸のポカリスエットのような味ですが、ほのかに感じる苦みが和らぎました。
◆相性がいいとより飲みやすくなる「錫のマドラー」
ちなみに、錫のマドラーは錫100%、柔らかいので使っていると体温でこんな風に曲がってきます。体温でまた戻せるので大丈夫。
錫は表面の穴が細かく備長炭のように水を浄化することができる素材。苦みや辛さを取り除きまろやかにします。飲みやすくなるので、ストレートやロックはもちろん、ハイボールにしたら更に飲みやすいのです。
今回の飲み比べでもわかるように、マドラーと相性のいいお酒、悪いお酒もあります。ピートが強いものはOK、ピートが軽いものだと香りが全部消えてしまうので向きません。また、苦みや辛み、トゲ感が好きな方は物足りなく感じるかも。
ウィスキー以外にも、日本酒やワイン、梅酒、ビール、ウォッカなどに合わせてみるのもおもしろそう。これ1本でお酒の楽しみが広がることは確か、お酒の場にあると結構もりあがります。プレゼントにも楽しいかも。
※本記事はアジャイルメディアネットワーク運営のメディア「STAMP WORKS」に掲載されたものです。STAMP WORKS閉鎖に伴い、記事を移しました。
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