リオのカーニバル中の治安と観光とシュラスコ(SCENARIUM~ASSADOR~穴場ビーチ)
◆リオでジャネイロ観光はコパカバーナビーチからスタート
成田から30時間かけてやってきたリオデジャネイロ。今回はリオのカーニバル前日と当日、そして翌日に行った観光スポットをご案内します。
リオで2泊したのはリオ屈指の5つ星ホテル「コパカバーナ パレス」。その名の通り正に白亜の宮殿。空港からホテルまでは車で40分ほど。この日はかなり渋滞していて2時間近くかかったような…。
ホテルの前には大通りがあって、そこを渡ればすぐにコパカバーナビーチ。歩道はポルトガルの影響を受けたと思われる白黒のタイル。
カメラとスマホを持って、1人で来てしまった。ここがあの有名なコパカバーナビーチか。とても平和そうに見えるのね。
ホテルのフロントで「一人で前のビーチに写真を撮りに行きたいんだけど危なくないかな?」と聞いたら「ピアスは外したほうがいいよ。スマートフォンはダメ。カメラもダメ。」え、写真は撮れないじゃん、どういうことだよ。ちなみに、ネックレス、指輪、腕時計はつけないようにと言われていたので最初からつけていませんでした。
コパカバーナビーチは治安の悪さで有名。この時は周りをきょろきょろしながら5分くらい写真を撮ってホテルに戻りました。
また、別の日のフリータイムに、カメラを持たずスマホだけで一人で街歩きをしたあと、大丈夫そうだったので、カメラを持って外に行こうとしたときに、この旅のガードマン・スティーブさんに会い、「大丈夫そうだから、ちょっと写真撮ってくる!」と伝えたら、絶対にダメ。と。次の予定までの15分ほど、撮影散歩に付き合ってくれました。
今回何もなかったのがラッキーなだけで、本来はカメラを持ち歩くのはおすすめできません。自己責任で。
ホテルから5分ほどの場所で開催されていた青空マーケット。ポルトガルはスペイン語圏からの人も多く、スペイン語も通じるので、今回の旅はスペイン語を使ってました。
カーニバル中のリオは1年で1番盛り上がるとともに、一番犯罪も増える時期。お気づきかもしれませんが、今回のツアーにはセキュリティの方が一人つくという、他の国ではありえない防犯対策をとっていました。
この時期、リオの町は人だらけ。こんなに沢山の人を見たのは生まれて初めて。土地も広けりゃ人口も多いな。と。それと同時に、これだけの人がいたら、個性がないとあっというまに埋もれてしまう。日本人みたいにみんなと同じが安心なんていう概念はここにはないと気づかされたのでした。
◆ロンドンの新聞でベストオブリオに選ばれたナイトスポット「SCENARIUM」
初日のディナーでやってきたのはなんと、クラブ。このツアー、普通のプレスツアーとは全く違う…。(普通のプレスツアーならその土地を代表する料理をバンバン出してくるのだけど。)
「RIO SCENARIUM」はカーニバル期間に合わせてパーティを開催中。ロンドンの新聞でベストオブリオにも選ばれた人気スポットです。
入場には身分証明書が必要。入場料は2,000円そんなに安くはないけど、この国では、入場料=安心料になっている気がする。そして、カードを渡されるので、これでドリンク・フードを購入して帰りにお支払いするシステム。
ライブもやってる。3F建てのライブハウスといったところ。
インテリアも凝っていて、RIOで人気がある場所というのは納得。
会場では無料でメイクパーティもしてくれる。
カメラを向けるとみんな笑顔で、ブラジル人の陽気さが伝わってくる。あと、すごく驚いたのが、こういうパーティーって日本だと若い人のものだけど、ブラジルでは年配の方もたくさんいて、それがすごく良かった。
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ディナーという感じでもないので、2杯めはカイピリーニャ。サトウキビから作られたカシャサとライムとお砂糖で作るブラジルを代表するカクテル。これがおいしいんだ。お酒も600円くらいからで、それほど安くはないかも。
おつまみはパステル。ブラジル版揚げ餃子で中にはチーズとかお肉が入っています。お酒に合うし、万人受けする味。
◆ど定番観光スポット「コルコバードのキリスト像」
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カーニバル当日。カーニバルは夜9時頃スタートなので、この日はまるまる観光に充てられます。まず、リオと言ったらここでしょ!の世界遺産「コルコバードのキリスト像」へ。こちらも入場料は2000円ほど。安心料です。キリスト像の中は小さな教会になっているのも今回初めて知った。
396mの丘の上に建つ、39.6mのキリスト像。素材はソープストーン。
カーニバルシーズンだもの、もう、人・人・人。油断はできないけど、観光客しかいないので、ちょっと安心。
自然も多いけど、高層ビルの密集具合もすごい。曇っていてもかなり蒸し暑いので気がすんだらランチへ。
◆モダンなシュラスコなら「ASSADOR」
ブラジルといえばシュラスコだい!やっとブラジルらしい食事にありつける!ということでかなり楽しみにしていました。
「ASSADOR RIO’S」はグァナバラ湾に面したガラス張りのレストラン。
店内はモダンで素敵。東京のシュラスコ屋さんて地下のイメージが強かったので、なんか拍子抜け。きれいで開放的。
こちらのお店はビュッフェのサラダの種類が豊富。これだけでお腹いっぱいになってしまう。
生ハムもある。
テーブルの上にはポンデケージョとASSADORのカード。食べている最中は緑色の面を上にして、お腹がいっぱいになったら赤にひっくり返します。筍みたいなヤシの芽もトライしてみたよ。
アイルランド時代に好きだったミントゼリーも発見。これがあるとさっぱりして、お肉がどんどん食べられる。
基本的には炭火で岩塩がふってあるだけのシンプルなもの。ブラジルのお肉ってもっと雑な感じかと思ったら、もう、ものすごくいいお肉で、ジューシー。ここは最高でした。ごちそうさまでした。
日本のシュラスコのお店ってサンバタイムが賑やかで、食事中に話もできなくなっちゃってあまり得意じゃないんだけど、このお店はサンバタイムがないし(時間によってはあるのかも?)静かに食事ができてほんとお勧めです。予算はランチ5,000円以内。
◆定番観光スポット「シュガーローフ」へ
ASSADORの近くから見えるのはシュガーローフ。ここも定番の観光スポットで、ロープウェイで頂上まで行きます。
ロープウェイ乗り場につくとすごい行列…。
そして、雲が…。
どうせ頂上に行っても真っ白だよ。ということであきらめてすぐ目の前のビーチへ。
こちらのビーチ、めちゃめちゃ穴場スポットで、すぐ横にアーミースクール(と軍の関連の施設)があるため、まず悪い人がいないとのこと。すごく有名な場所ではないけど、「ここならカメラやスマホをだしてOK!」とスティーブさんが教えてくれました。
ブラジルはアサイーが有名。屋台のオジちゃんからアサイーを購入。(コロンビアの子は水が怪しいからここでは買わない!と言ってた…。)
なんか、これはまぁまぁだったかな。(お腹は大丈夫だった!)
夕方ホテルに戻って、リフレッシュしてカーニバル会場に向かいます。カーニバルは翌朝6時まで!
◆リオデジャネイロのお土産はハワイアナスで決定!
リオデジャネイロ最終日、この日は朝4時にリオのカーニバル会場から戻り、一眠りして、10時にギリギリホテルの(本当に最高の)朝ご飯に駆け込み、夕方までフリータイム。一人でホテルの近くのスーパーへ行ってみることに。かなり慎重になっていたので、お財布とスマホ以外は持たずに行動。
うろうろしていたら見つけたのがハワイアナスのショップ!じゃなくてお土産屋さん。「WANLI」は普通のお土産屋さんなのに、ハワイアナスの品揃えが素晴らしい!これだけあるとどれがいいのかわからなくなってくる。
お店のお母さんが親日家で楽しくお買い物できました。価格は3足で4500円くらいだったので、日本で買うより少し安いかな。
ホテルのロビーで「3足買ったんだー。」と中国のインフルエンサーBeishiに見せたら、「僕も欲しい!」と11足買ってた…、チャイニーズの爆買いすごい…。
各国のスーパー巡りも大好きなので、スーパーもチェック。ブラジルの場合これ!!!というものがあまりなかったけど、コーヒーやビール、チョコレート、ポルトガルのオリーブオイルなど無難なものを購入。
1人ランチはローカルなお店がいいな。と、かなりむき出しの危険なお店へ。この時特に荷物も持ってなかったので大丈夫かなと。あと、お店のお子さんが端っこにいたので、安心感。
「一番定番のものをください。」とお願いしたら、File de Frango(14レアル≒420円)に。
ついでにアサイー(8レアル≒240円)も。これはおいしい。昨日の屋台のものとは比べ物にならない。
どーん、鶏胸肉ごはんが登場。ボリューミー。黒い豆は小豆かな?
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かなり量が多くて一人で食べきれないし、感動するほどの味わいでもないけど、これが普通のごはんなんだ。オリーブオイルで焼いた鶏肉がごはんに乗っているだけだし、日本人の口にも合うよ。
2泊3日で周れたのはこれくらい(あとはホテルのプールサイドにいました)。がつがつせずゆったりと楽しみました。
今回のルートはこんな感じです↓
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Special Thanks: LINEトラベルjp
本日のブラジリアンミュージックは小野リサさん。フルートのような歌声が好き。
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