チェコ・第2の都市ブルノ観光~プラハへ鉄道旅
チェコ第2の都市「ブルノ(Brno)」を歩いてみよう
「春のチェコ旅」最後に訪れたのは、プラハに次ぐ第2の都市「ブルノ」。
チェコの東半分にあたるモラヴィア地方の中心で、日本で言う大阪のような町。そう、モラヴィア地方の観光の拠点になる町で街歩きをしてきたよ。
アクセスはプラハから鉄道で2時間半。料金は1,000円前後。
ホネホネアートにびっくり「聖ヤコブ教会・地下納骨堂」
まずブルノで訪れたいのが、13世紀に建てられたゴシック様式の「聖ヤコブ教会」。町の中心から塔が見えるので迷わず辿り着けます。
内部はネオゴシック様式。いたって普通の美しい教会です。
普通じゃないのは地下にある「納骨堂」。
納骨堂というと、パリのカタコンブが有名ですが、チェコにもありました。
教会の外にある階段を降りて行きます。(注:このあとガイコツいっぱい出てきます。)
こちらが欧州で2番目に大きい納骨堂内部。
100年分の人骨(展示されているものは約5000人分)がぎっしり。
元々、ヤコブ教会の周りに墓地があり、そこが狭かったので、埋葬から10年~20年経つと地下納骨堂に移動をしていたが、衛生面の問題で1784年に納骨堂が閉鎖&忘れ去られたもの。
で、2001年に地質調査のときに発見され、アートにしちゃおうよ、って感じで展示されているそうです。前向き!
「ここは頭骨を縦に並べましょう。」とか?アートなので、全然怖くないのが特徴。
ここ、UKOARA的ブルノいちおしスポットです。
【聖ヤコブ教会・地下納骨堂】
住所:Jakubské náměstí, 602 00 Brno
料金:大人140Kc(約630円)子ども・学生70Kc(約315円)
オープン:9:30~18:00
定休日:月曜
お馬にバー、ブルノは町歩きがおもしろい
次にやってきたのは「聖トマーシュ教会」。
この教会の前には、ブルノの町模型があります。
鐘を鳴らす時間をずらして、大群スウェーデン軍を破ったブルノ兵は策士。ガイドさんの話を聞きながら、『真田丸』を思い出していました。
ブルノ軍は策士!真田丸を思い出した。 #チェコへ行こう #ブルノ #brno #visitCzech pic.twitter.com/P8uW0t5d6V
— UKOARA・ゆーこあら🐨🌈 (@Yu_koara) 2017年5月23日
ブルノは第2位の都市ということでかなり都会、そしてプラハのようにさほど観光地化もしていない。ということで、結構苦労したのがお土産探し。
個人的にはフォークロアなものとか「雑貨」が見たかったのだけど、いわゆるお土産屋さんはないそうです。
クルテクグッズを売っているお店は1軒、ミュシャグッズも本屋さんの隅っこで購入しました。お土産を買うならプラハか空港がおすすめ。
チェコの大阪ですもの、グリコとカニ道楽を足して2で割ったような、道頓堀的ノリも感じる薬屋さんもある。
旧市庁舎の目の前です。
そしてこちらが旧市庁舎。
ゴシック様式の飾りをよく見ると…。
!!
曲がってるんだよー。
建築家アントン・ピグラムは報酬を少ししか払ってもらえなかったので、腹いせに曲げたんだって。チェコ人の遊び心いいね。
さて、お次は青果市場。
毎日新鮮な野菜や植物を売っています。旅人にはこういうのも楽しいよね。ただし、この辺りは人が多いので、スリに注意です。
少し歩いて、聖ペテロ聖パウロ大聖堂へ。こちらは、ゴシック様式の教会。(内部は撮影不可。)
この教会の周りは高台で見晴らしもよくて、写真を撮るのもおすすめ。
そしてブルノはバーが有名な町。
前衛的なバーが多いそうで、夜にはバー巡りもおすすめ。今回は「BAR HTERY NEEXISTUJE(存在しないバー)」へ行ってみたよ。
こことても素敵だったのです!
この日は帰国日前夜。ディナーでワインとビールを飲み、6日間の旅の疲れも溜まり、酔っ払っていたのでお店の様子はあまり撮れず。
冬に同じお店を訪れていた、とくとみさんのブログをご覧ください。
このときは映画の名前のカクテル(だったと思う)で、適当にまとめてオーダーしていたので、何を飲んだかもわからないのだけど、甘くて強い美味しいものでした。
次回ブルノに行くことがあったら、ちゃんとバー巡りしたい!
【BAR HTERY NEEXISTUJE(存在しないバー)】
住所:Dvořákova 1, 602 00 Brno-střed
ここまでのルート↓
世界の車窓から~今夜はブルノからプラハへ向かいます
チェコ旅ももう終わり、ブルノからプラハへ向かいます。
ブルノからプラハはチェコ国鉄(Ceské dráhy)で2時間半。料金は時間帯にもよるそうですが、1,000円程度。
憧れの海外の鉄道旅、ものすごく嬉しい!!
早速車内販売のビールを購入。
チェコの鉄道に揺られながら、最後のピルスナーウルケルを楽しむのです。最高!
これはプラカップですが、食堂車でビールを頼むとちゃんとグラスで飲めます。
食堂車へ向かってみたよ。
思ったより小さいスペースなのだけど(テーブル4つくらい)ここではちゃんとしたお料理を楽しむことができます。これぞ、憧れの食堂車!
そしてこの景色、もう、プライスレスでは!!
そしてこの景色、もう、プライスレスでは!!
5月のチェコは、こんな黄色い世界があちこちで見られます。夫婦旅にめっちゃおすすめ。
早い者勝ちで利用できる食堂車はこんな感じ。 #visitCzech #チェコへ行こう #czechrail https://t.co/nm8gJ7xuNt pic.twitter.com/i2bN68RzqS
— コヤナギユウ (@KoyanagiYu) 2017年5月23日
チェコ国鉄は、シートもトイレもきれいで問題なし。Wi-Fiは微妙でした。
スーツケース置き場もあるので、プラハからブルノへ行ってみようって時にもおすすめです。
乗車料金たった1000円位で2時間半もこんな鉄道旅が楽しめるなんて、これ絶対乗ったほうがいいです。激しくオススメ。
旅の最後に贅沢な時間を過ごせました(後半寝てたけどー。)
プラハ駅到着。春のチェコ旅終了です。
【コグレ(@kogure )さんによるチェコ旅動画】
4:16~がブルノと鉄道旅の様子。
チェコ旅の最後に
今回、春のチェコ旅に参加させていただき、知らなかったことや、あまり興味がないと思ってたことが、想像の斜め上を行っててものすごく楽しく、好きなビールは飲みやすくて思ってたよりグイグイ飲めちゃうし、ご飯も最高!
想像のままの旅なんてなくて実際に行くと驚くことばかり。
そんなチェコの魅力が、少しでも伝わればいいなと思います。そして是非、みなさんの次の旅の候補地に入れて欲しいーー!
チェコ政府観光局さん、アニタん、のりおさん、一緒に旅したみんな、本当にありがとー!ものすごく楽しかった!
今回のチェコ旅のルート↓
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Special thanks:
・チェコ政府観光局(今回の取材はチェコ政府観光局に招待いただき、交通・宿泊・飲食・アクティビティ費を負担いただいています。)
・グローバルWiFi
春のチェコまとめ読み→コチラ
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