変だよバルセロナのクリスマス!サンタクロースはカガティオ(=う○こおじさん)だった
普通、スペインのクリスマスは1月6日、レジェスマゴスがやってくる
もうすぐクリスマスですね。
スペインのクリスマスは、1月6日。サンタクロースではなく「レジェスマゴス(東方三賢者)」がラクダに乗ってプレゼントを持ってきます。
クリスマスの飾りは「ベレン」というキリスト誕生のシーンを現したものが一般的。そう、サンタクロースではないのです。
最近は、サンタクロース文化も入ってきて12/25にプレゼントをもらう家もあるそう。ただ、メインは東方三賢者。
バルセロナの「サンタルチア」クリスマスマーケット
12月のバルセロナ、大聖堂の前の広場ではちょうどサンタルチアクリスマスマーケットがはじまっていたので寄ってみました。バルセロナのクリスマスマーケットは初めて。
あれ、こっちにも丸太がいる
なになに、これ、なんかのキャラクター?
お店のおばさまに聞いてみると「これはTIOっていうカタルーニャのサンタクロースで、歌をうたうのよ。」と。え、マジか、これがサンタクロースってどういうこと?TIO(=おじさん)…。えーと、なんだろ。
しかも、クオリティが小学生の図工っぽい…。
ティオについて詳しく聞いたら狂ってた
カガティオの中で、一番かわいかったのがぬいぐるみ。顔がかわいい!
価格は、一番小さいのでも15ユーロとややお高め。よく見るとチェックの布がかかってて、杖も付いてる。
なんか「こたつ」みたい。
さっきちゃんと理解ができなかったので、もう1回お店のおじさんに「これは何か?」と聞いてみた。
カガティオは、カタルーニャのサンタクロース。
クリスマスまでお菓子やナッツ、フルーツをお供えします(それをカガティオが食べる)。
クリスマスイブに親が布の下にプレゼントを隠す。
翌朝、子供たちが歌いながら杖でカガティオを叩く、布をめくるとプレゼントがでてくるっていう、なんだそれ。
ここで、スペイン語が少しわかる人ならムムム?ってなると思うんだけど、カガ=う○こなのです。
カガティオ=う○こおじさん。つまり、お供え物を食べて、ウ○チしてそれがプレゼントっていう…、えっ、ちょっと待って、よく考えて、すごく変じゃない???
一生懸命説明してくれるから真面目に聞いてたけど、アパートに帰ってから「狂ってるw。」って大笑いしてた。41年生きてきてもこんな風習知らなかったよ。はぁ、旅っておもしろいね。
旅行中にクリスマスマーケットを再訪。陶器のカガティオを購入しました(3ユーロ)。かわいいー。
ヌテラバーをお供え。う○ちしてくれますようにー。
カガティオの衝撃のラスト!
SPECIAL THANKS:グローバルWiFi
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