WiFiが飛ぶ!エストニア「ラヘマー国立公園ヴィル湿原」でお気軽トレッキング
エストニア冬の湿原が美しい!ラヘマー国立公園
エストニアの首都タリンからバスで約40分の場所にあるヴィル湿原。
バス停からも近く、タリンからアクセスの良いこの湿原は、対馬ほどの大きさのラヘマー国立公園の一部で、お手軽トレッキングが出来ます。
今回は往復1時間ほどのトレッキングをしてきました。
さすが国立公園、ひんやりしてるけどタリンより空気がおいしい!
少し歩くと早速湿原らしくなってきます。
これ、夏だったらすごくきれいなんじゃないのかな?(訪れたのは12月で少し凍ってます。)
熊っぽい動物の足跡を見つけたので何かいないかなと探したけど、昼間だし、寒いし動物には出会えませんでした。
森を進むと開けて湿原が広がります。尾瀬みたい!
尾瀬行ったことないけど!静かな湿原を歩くのは気持ちいい。
平日の昼間だし、冬だし人は殆どいないけど、それでも犬の散歩中の方やトレッキングのグループに出会いました。
見晴台に到着。
ここでayanちゃんが突然ライブ配信を始めていました。つまりこの広大な国立公園の大自然のなかでもWi-Fiがつながるのです。IT先進国エストニアを実感したのでした。
見晴らし台から360度見渡す限り全部湿原。広大、こんな景色見たことない。
夕方だし、今日の夜ごはんなんだろ、なんて考えていたけど、これ14時でこれからランチだった…。(冬の日没は15時。)
ヴィル湿原、水筒とお弁当持って、夏に来たら最高だろうな。
素朴で美味しいエストニアの農民ごはん「Palmse Tavern」
湿原トレッキングのあと、ランチにやってきたのは「Palmse Tavern(パルムセタバン)」(パルムセ酒場)です。
エストニアはその昔、スウェーデン人やデンマーク人の貴族に支配され、その次にドイツ人の地主・商人などがいて、エストニア人はその使用人や農民でした。
ただ、奴隷ではなくいろいろな技術を教えてもらっていたそうです。
この辺りにはマナーハウスというかつてのドイツ人の荘園が沢山あり、今はレストランや宿泊施設になっています。
こちらも18世紀の領主のパルムセの館の施設の一つ。
ここでは当時のエストニア人(農民)の一般的な食事を体験できます。
テーブルに並ぶのは…
ローストポーク、ザワークラウト(ビールとハチミツ煮)、ポテト。
茶色い!素朴!
全部揃ったところで茶色い。マッシュドポテトにベイクドポテト。ポテト×2です。
このベイクドポテトは、イモの甘みが強くておいしくて、お腹いっぱいといいながら何個も食べてしまった。
手前のコロッケのようなものはもちもちしたパンで、腹持ちが良く農民は仕事に行くときにお弁当にしていたそうです(おにぎり的パン)。
でもね、全部素朴なんだけど優しい味つけでおいしいの。この旅で一番ほっとした安心の味。
やっぱ茶色いおかずって美味しいよねー。
デザートは「グランマケーキ(おばあちゃんのケーキ)」。
ルバーブとクリームが挟まったこれまた素朴な味。ほっこりしました。
首都タリンだけではなく、都会から少し離れ、静かな自然や農家の素朴な体験をするのは、心のお洗濯になります。
こんなところで休暇を過ごすのもおすすめです。
【詳細】
・ラヘマー国立公園公式サイト
・Palmse tavern公式サイト
住所:45435 Viitna pk, Palmse kula, Laane-Virumaa, Eestonia
※エストニア政府観光局主催プレストリップにLinkトラベラーズメンバーとして参加しています。
Special thanks:エストニア観光局/Linkトラベラーズ/Visitfinland/FINAIR
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