古都ジャコヴァ、不思議なオールドバザールへようこそ(コソボ2018)
コソボ西部「ジャコヴァ」街歩き
2018年コソボ旅、ペーヤの次にやってきたのは古都ジャコヴァ(Gjakove)。
首都のプリシュティナからは車で2時間ほど。
まだ朝の静かな時間に少し町を歩いてみたよ。
こんなパステルカラーのかわいらしい建物もある!
ジャコヴァ民族博物館
こちらはジャコヴァ民族博物館。
1810年に建てられた伝統的な建物がかわいらしい。
中にはタイプライター、機織り機、民族衣装などが飾られています。
外から見えた出窓の部屋がコチラ。コソボのこの床座スタイルやっぱりかわいい。
ジャコヴァの不思議なオールドバザール
ジャコヴァはとても小さな町。2時間もあれば1周できちゃうほど。
ここの一番の見所は、コソボで最も古く、最大のオールドバザールです。
貿易と商業の町ジャコヴァ。経済の中心だったこの町は、1999年の紛争で町の78%が破壊されました。
ジャコヴァのメインストリートは、以前と同じように修復されました。
この町は様々な宗教と文化が混ざっている場所。
ところで、オールドバザールってとても魅力響きだけど、なにか民族的な小物とか売っているのかしら。
怖すぎるマネキン…。何?これ。
紛争の何か?笑っちゃいけないやつ?と、ガイド役のエニスに聞くと「これは紛争とは関係ない。ただ、質が悪いだけ。」って。こわいー!
なんか、雰囲気はいい感じなんだけど、正直買うものはないです。地元の人向けのお店しかなくて、むむっ?って感じ。
ミマール・スィナン建築のハドゥミ・モスク(Hadum mosque)
お次はハドゥミ・モスク。コソボ旅ではじめてのモスク見学です。
有名な建築家スィナンが設計した1594年~1595年に建てられたモスク。
天井や壁には植物の絵とアラベスクが描かれていて、優しい雰囲気。
こちらも1999年の紛争で破壊され、モスクとミナレットが残ったそうです。
2000年に始まった修復工事は2005年に終了。今は誰でも中に入れるので、ぜひ、その美しい様子を見てください。
コソボで一番おいしい「Hani i Haracise」のバクラヴァ
コソボ街歩きを楽しんだら、ジャコヴァイチオシのスイーツを食べに行きます。
やってきたのは、カフェレストラン「ハニ・イ・ハラチィゼ」。
16世紀建築の建物で、昔はゲストハウスでした。
2Fのバルコニーでいただくのは、バクラヴァ。トルコやギリシャでよく食べられるスイーツで、生地にシロップがしみしみになっているもの。
ジャコヴァのバクラヴァは厚みもあるし、サイズも大きくて見た目もちょっと違うのね。
トルココーヒーと一緒にいただきます。
生地を50枚重ねてるというバクラヴァ。普通のものと違って、サクサク感が強い。
中には、ここの特徴であるクルミを沢山入れているので、そのザクザクした歯ごたえもいい。これはおいしい。
バクラバって甘すぎて得意じゃなかったけど、こちらのは大変美味しかったです。
ちなみに、バクラヴァは1ユーロ、コーヒーは50セントとめちゃめちゃお安いです。
ジャコヴァのナイトライフ
昼間の静けさと打って変わって、夜はめちゃめちゃ賑やかなジャコバ。え、こんなに人いたんだ?ってくらい若者がわんさかいる。コソボの人口の70%は35歳以下なんだって。
コソボの旅は、いよいよ次回でラスト。
コソボの個人旅行は移動が難しそう、って方にはファイブスターさんから周遊ツアーもでてるので、置いておきますね。
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知られざるバルカン半島3国周遊☆アルバニア・マケドニア・コソボ☆専用車で陸路国境越え・ラクラク秘境の旅
取材協力:コソボ共和国大使館/JATA
※今回の取材は現地での宿泊・食費・移動・アクティビティを提供いただいています。
Special thanks:トラベルジェイピー/グローバルWiFi
※現地からの発信はグローバルWiFiさんにサポートいただきました。
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