古都ジャコバ、不思議なオールドバザールへようこそ(コソボ2018)
◆コソボ西部「ジャコバ」街歩き
2018年コソボ旅、ペーヤの次にやってきたのは古都ジャコバ(Gjakove)。首都のプリシュティナからは車で2時間ほど。
まだ朝の静かな時間に少し町を歩いてみたよ。
こんなパステルカラーのかわいらしい建物もある!
◆ジャコヴァ民族博物館
こちらはジャコバ民族博物館。1810年に建てられた伝統的な建物がかわいらしい。中にはタイプライター、機織り機、民族衣装などが飾られています。
宗教によって変わる髪形やファッション。
伝統的な帽子プリスもいろいろな形がある。
外から見えた出窓の部屋がコチラ。コソボのこのスタイルやっぱりかわいい。
◆ジャコバの不思議なオールドバザール
さて、ジャコバはとても小さな町。2時間もあれば1周できちゃうほど。ここの一番の見所は、コソボで最も古く、最大のオールドバザール。
貿易と商業の町ジャコバ。経済の中心だったこの町は、1999年の紛争で町の78%が破壊されました。

そのまま残されているかつての市場。
ジャコバのメインストリートは、以前と同じように修復され、ここは様々な宗教と文化が混ざっています。
ところで、オールドバザールってなんだかワクワクする響きだけど、なにか民族的な小物とか売っているのかしら。
楽器屋さん?と思いきや、生活用品と一緒にぶらさがる楽器。
オリジナル紅茶ポットもかわいいけど。
そして、コソボといえば、謎センスの服屋。
怖すぎるマネキン…。何?これ。紛争の何か?笑っちゃいけないやつ?と、ガイド役のエニスに聞くと、「これは紛争とは関係ない。ただ、質が悪いだけ。」って。こわいー!
ここも、一見かわいいけど、マネキンが…。
なんか、雰囲気はいい感じなんだけど、正直買うものはないです。地元の人向けのお店しかなくて、むむっ?って感じ。
◆ミマール・スィナン建築のハドゥミ・モスク(Hadum mosque)
お次はハドゥミ・モスク。コソボ旅ではじめてのモスク見学です。有名な建築家スィナンが設計した1594年~1595年に建てられたモスク。
天井や壁には植物の絵とアラベスクが描かれていて、優しい雰囲気。こちらも1999年の紛争で破壊され、モスクとミナレットが残ったそうです。
2000年に始まった修復工事は2005年に終了。今は誰でも中に入れるので、ぜひ、その美しい様子を見てください。
◆コソボで一番おいしい「Hani i Haracise」のバクラバ
コソボ街歩きを楽しんだら、ジャコバイチオシのスイーツを食べに行きます。
ブドウの小路を抜け、
やってきたのは、カフェレストラン「ハニ・イ・ハラチィゼ」。16世紀建築の建物で、昔はゲストハウスでした。
2Fのバルコニーでいただくのは、
バクラバ。トルコやギリシャでよく食べられるスイーツで、生地にシロップがしみしみになっているもの。
ジャコバのバクラバは厚みもあるし、見た目もちょっと違うのね。トルココーヒーと一緒にいただきます。
生地を50枚重ねてるというバクラバ。普通のものと違って、サクサク感が強い。中には、ここの特徴であるクルミを沢山入れているので、そのザクザクした歯ごたえもいい。これはおいしい。
実は、ワタクシ、バクラバが苦手だったんだけど、ここのは大変美味しかったです。
ちなみに、バクラバは1ユーロ、コーヒーは50セントとめちゃめちゃお安いです。
◆ジャコバのナイトライフ
昼間の静けさと打って変わって、夜はめちゃめちゃ賑やかなジャコバ。え、こんなに人いたんだ?ってくらい若者がわんさかいる。コソボの人口の70%は35歳以下なんだって。
みんなお酒やシーシャを嗜んでるので、夜のジャコバも楽しんで。
今回のホテルについては、あまり書きたくないのでパスしまーす。
コソボの旅は、いよいよ次回でラスト。
コソボの個人旅行は移動が難しそう、って方にはファイブスターさんから周遊ツアーもでてるので、置いておきますね。
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知られざるバルカン半島3国周遊☆アルバニア・マケドニア・コソボ☆専用車で陸路国境越え・ラクラク秘境の旅
取材協力:コソボ共和国大使館/JATA
※今回の取材は現地での宿泊・食費・移動・アクティビティを提供いただいています。
Special thanks:トラベルジェイピー/グローバルWiFi
※現地からの発信はグローバルWiFiさんにサポートいただきました。
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