住職のクセがすごい!東伊豆&河津・御朱印さんぽで訪れたいお寺4選 #伊豆急に乗ろう
◆2018年1月東伊豆&河津「御朱印さんぽ」スタート
数年前から始まった御朱印ブーム。特に女子旅×御朱印(ついでにパワスポ)なんて今やテッパンコンテンツですよ。
2018年1月~11月東伊豆&河津「御朱印さんぽ」開催!ってことで一足お先に体験してきたよ。御朱印めぐりってしっとりとお寺を巡ってスタンプラリー的な感覚だと思ってたんだけど…。予想を裏切る4つのオモシロ寺をめぐる御朱印さんぽスタート!
◆運試しが楽しい!かやの寺「済広寺(済廣禅寺)」
最初にやってきたお寺は伊豆稲取駅徒歩2分の「済広寺(済廣禅寺)」。お地蔵さんがごろり。
進んで行くと「かやの大樹」があります。樹齢750年のかやの樹は伊豆のパワースポット。直接触れないけど木とつながっている丸い玉を撫でればご利益があるのだとか。御住職も毎日触っているって。
ここは観光寺というアトラクション&見どころが多いお寺。まずは「宝物館」へ。
ぴかぴかのビルマ国宝のお釈迦様がいらしたよ。
お釈迦様の前にある鐘。「何の形に見える?」と。ご住職が女性メンバーを指し、この人には2つある。と。次にワタクシにも2つある。と。答えは「おっぱい」だそうな。おっぱいなんてみんなあるじゃないか!まじで子宮かと思ったよ、子宮って!
家康が着た陣羽織もあるんだよ、すげくない??
本堂に戻って長谷川御住職が地獄について説明を始めます。要は死んだらみんな同じだ!
最後にかやの実のパワーお守りをすすめられるのです。すごい商法なんだよ。
済広寺のアトラクションはまだまだ続く。次は「不動消災の道」。階段を降りていくと…
真っ暗の世界。壁にそって進んでいきます。
途中に見える光に感謝すると災いが消えるのです。
その次に待ち受けるは運試し「占い摩尼車」。もう盛りだくさん。
守り本尊様の描かれた摩尼車を回してどこに止まるかで運気が上り坂か下り坂か占えます。
摩尼車が真正面に止まらなかったら般若心経の摩尼車を回して触れば大丈夫!
御朱印1つ目ゲット。見開きのかやの樹だよ。
【かやの寺 済広寺(済廣禅寺)】
住所:静岡県東伊豆町稲取563-1(伊豆急 伊豆稲取駅徒歩2分)
◆宝くじが当たっちゃうかもー!金運UPのへび寺「清光院」
かやの寺「済広寺(済廣禅寺)」から徒歩5分ほど、白ヘビと龍の階段を上がっていくとヘビ寺「清光院」に到着。
ここには蛇の形が浮き出た石が祀ってあるのでまずはお参りを。
あれ、なんかB-BOYがやってきた。と思ったらご住職だよ。
檀家さんのお家で蛇が出た日に、B-BOYなご住職がずっと置いてあったぬるぬるの気持ち悪い石を捨てようとしたら蛇の形が浮き上がっていたので、その足でナンバーズを買ったら27万当たったんだって。こちらがその黄金蛇石。ゆーこあらも触っちゃう。
こちらには白蛇大吉くんもいます。蛇って生あたたかいのね。かわいい。この後宝くじ売り場へ直行しましたー。
ちなみに御住職は木魚でレゲエとコラボとかしてるそうです。
清光院の御朱印ゲットー!大吉くんのイラスト付。
清光院の墓地はオーシャンビュー!絶賛売出し中です!
【清光院】
住所:東伊豆町稲取344-3
◆お吉と龍馬と猫のお寺「宝福寺」
3つ目のお寺は下田にある「宝福寺」。ここはお吉さんと龍馬のお寺だそうで、お吉さんとはどなた?
お吉さんとは・・・恋人がいたにもかかわらずアメリカ総領事ハリスの待妾になり、ハリスの死後差別を受けホームレスになって身を投げたといういいことが1つもない悲しいだけのお話の主人公。誰も引き取らなかった彼女の遺体を引き取ったのがこちらの宝福寺。お吉さんのお墓があります。
また、ここは1863年、坂本龍馬と勝海舟と土佐藩主が同じ下田港に避難したときに勝海舟と土佐藩主が酒を交わし龍馬の脱藩を許してもらった場所。そう、この場所で。
ものすごくお話し上手な御住職の奥様。
この瓢箪が土佐藩主が書いた署名。
お酒の飲めない勝海舟と土佐藩主が酒を酌み交わした杯。
と、幕末のドラマが感じられる熱いお寺なのです。
御朱印はこちら(右)。
にゃーんもいるお寺でもあります。
【宝福寺】
住所:下田市1-18-26(伊豆急 下田駅徒歩5分)
◆癒しのかっぱ寺「栖足寺(せいそくじ)」
最後のお寺は伊豆急河津駅から徒歩10分ほどにある「栖足寺」。かっぱの像が目に入ります。お寺の裏を流れる河津川にかっぱが住んでいたそうな。
本堂のお前にあるのは村人にお仕置きをされていたいたずらカッパが逃げた守の井戸。
何をしてるのかというと、
石!かっぱがここに逃げ込んで命が助かった井戸=護身・水難除けにこの石を1つもって帰ってOK。
ゆーこあらももらったよ。それぞれ梵字が書かれてて、これはお地蔵さん。
檀家さん手作りのお守り入れももらって、こういうの嬉しいな。
こちらのお寺のメインは甕。悪さをして殺されそうになったカッパを和尚さんが助け、そのお礼にカッパが置いていったのがこの甕。甕には河津川のせせらぎが封じ込めてあるのです。この話は日本昔話にもなっているよ。
耳を当てると、深い場所でさらさらピチピチと本当に音がするのです。不思議!
栖足寺は本殿の天井もかわいらしく、これは江戸時代のボタニカルアート。99枚の家紋です。
頑張って#ほんまちゃん撮りも。(画像わるぅ。)
さらに、胡瓜封じなんて変わった祈祷もやっております。
こちらの御朱印はもちろん河童!
最初の3つのお寺はみなさんクセが強かったんだけど、この栖足寺だけは御住職もかっぱの話もほんわかしていて、とても癒される雰囲気(いい氣なのかも。)でUKOARA一番好きでした。御住職の愛犬アメちゃんもものすごく愛らしかった。
【かっぱ寺・栖足寺】
住所:静岡県賀茂郡河津町谷津256
◆つまり御朱印さんぽはしっとりしていなかった
最初のイメージと全く違った御朱印さんぽ。全然しっとりなんてしていませんでした。東京と違って、御住職がカジュアルで距離が近いので沢山お話を聞けるのが印象的。1つのお寺では御朱印をもらうだけじゃなくて最低30分はお寺を楽しむ、話を聞くっていう回り方のほうが内容が濃くておすすめデス。
御朱印旅は男性もお子さんもみんなみんな楽しめちゃうよ。
東伊豆&河津 御朱印さんぽは2018年1月から11月まで。トップ画像のオリジナル御朱印帳は各お寺で購入可能(1,000円)。
・(一社)河津町観光協会
・(一社)東伊豆観光協会公式サイト
今回のルート(移動は伊豆急を利用)↓
※今回は伊豆急行㈱さん主催のプレスツアーに招待いただきました。
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