世界遺産ジョージタウンに泊まる「Jawi Peranakan Mansion/ジャウィプラナカンマンション」2022年10月
ジョージタウン「Jawi Peranakan mansion/ジャウィプラナカンマンション」に宿泊
2022年10月マレーシア一人旅。渡航7度目のマレーシアで初めてのペナン島です。
ペナン島のジョージタウンは、2008年にユネスコ世界遺産に登録された街。
そんなジョージタウンで宿泊したのは「Jawi Peranakan Mansion/ジャウィプラナカンマンション」(以下、JPM)。
ジョージタウンの歴史ある古い邸宅をリノベーションし、宿泊施設として再生しているジョージタウンヘリテー &ホテルズ (GTHH)が2017年にオープンしたヴィラタイプの宿泊施設です。いわゆる古民家再生ホテルですね。
「ジャウィプラナカン」とは
マレーシアで「プラナカン」というと多くの場合、中国系移民の末裔(ババ・ニョニャ)を指しますが、ジャウイプラナカンは南アジアとマレーの混血でマレー語を話すイスラム教徒を指します。
主にシンガポールとペナンで暮らし、19世紀半ばの英国領マレーコミュニティ内のエリートグループだったそうです。
ジャウィプラナカンマンションにチェックイン
静かな本館ロビー。
リノベーションされた館内は程よく年季がかった落ち着いた雰囲気。こだわりを感じるインテリアが並びます。
小さなデスクでチェックインを済ますと、スタッフが客室を案内をしてくれます。
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タイムスリップしたかのようなロビーラウンジ。
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美しいアーチ、ドーリア式の柱は一見の価値あり。
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ディワリのランゴリ(砂絵)はピーコック。
ジャウイプラナカンの世界にどっぷり浸る2階建てヴィラ
JPMは8つのマンションルームと6つのファミリースイートで構成されます。
今回宿泊するのは、別館のロフト付ヴィラ。
重厚な木の扉を開けると中庭があり客室に続きます。
2012年に購入した古民家を3年かけてアングロインディアン(インド×英国の混血)スタイルにリノベーションしたヴィラ。
玄関のアーチも見事。18世紀~19世紀の英国建築とムガール時代のイスラムデザイン(ex タージマハルのようなアーチ)が融合しています。
ここで良かったのが、玄関で靴を脱ぎ素足で部屋に入ったこと。スリッパではなく素足。
これはリラックス&解放感がすごい。
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こんな素敵なヴィラ泊まったことがない。
そしてこのインテリア。
タイル、ソファーカバー、クッション、キリムラグ、ミラー。全てが素敵、これは気分が上がる。
客室内で使用されているテキスタイル(ベッドリネン含む)はスパイスルート(インドからマレーシア本島、ジャワ島に続く貿易ルート)から取り寄せたものだそう。
寝るだけではもったいないホテルです。
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中庭にはプールの後に使えるシャワーもあります。
2階(ロフト)に上がるとムガル様式の四つ柱のキングサイズのベッド。クッションカバーもラグも素敵。
天井が高くて開放的でした。
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ベッドヘッドにはムガル様式のタイルが施されている。
バスルーム(シャワーのみ)は1階と2階にあり、バスアメニティはボトルタイプのシャンプー、コンディショナー、シャワージェル。
この3点セットが、実にローカルな(昭和っぽい?)香りで急に異国を感じました。
歯ブラシの用意もあり。バスアメニティに関しては大型ホテルのほうが質は良いと思います。
インテリアを楽しむジャウイプラナカンマンション
細かいディテールまで手を抜かないJPM。
マレーシアの古いホーローのトレーに乗ったティーセットにはレトロなグラス。そしてお茶の缶の中にはコピオー(ブラックコーヒー)やホワイトコーヒーが入っています。
電気ポットもかわいい。飲み水はボトルで提供です。
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インドっぽい真鍮のテーブルと思ったら真ん中に「福」の文字。
非日常感溢れるリビングルーム。色合いもセンスも好き。
このヴィラは広くて一人旅だと持て余してしまった。
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デスクやライトも歴史がありそう。
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2階のウォーターボトルとグラスを置くトレーもステキでした。
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中にライトがついてたらいいのになと思った鳥籠。
町はずれで緑が多い(敷地内にリスもいる)住宅街だけどWiFiは快適に使えます。
ちなみにテレビは映りが悪く(町はずれだから?)番組の内容もムスリムっぽい独特のものが多く、KLとは違う印象でした。ペナンのTV事情誰か教えて。
また、夜は近くにバイク屋(バイク修理屋?)があるからか、夜中でも昔の日本のようにバイクをブンブンいって走らせていてうるさかったです。(基本ジョージタウンはバイクがうるさい。)
ここも耳栓があるといいです。
客室動画も置いておきます↓
ペナン ジョージタウン🇲🇾で宿泊した2階建てヴィラ「ジャウィプラナカンマンション」。
Seven terracesと同じGTグループのお宿。
インテリアが素敵だった。 pic.twitter.com/QlSYI0ggY8— UKOARA🐨ゆーこあら (@Yu_koara) November 5, 2022
ジャウイプラナカンスタイルのプール時間
初めて訪れたジョージタウンは混とんとして観光客も多く、風が通り抜けないのでKLやランカウイよりさらに蒸し暑い。
身体にこもった熱が逃げなくて正直バテる。
でも、宿泊先のこんな素敵なプールでクールダウンできたらもう最高!
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今回も貸切プールタイム。
JPMはプールもジャウイプラナカンスタイル。雰囲気がステキ。
装飾はJPMオリジナルデザインの一部だった「アダム(智天使)の車輪窓のアーチ」です。
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今回着てた水着3点セットのロングパンツは大活躍、おすすめ。
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ムガル様式のタイル。
本当にプールがあるだけでリフレッシュできて有難い。特にペナンではそう思いました。ペナンではプール付ホテルがオススメです。
プールが好きすぎて今回宿泊した3つのホテルのプール動画作ってしまったよ↓
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夜は近所のナシカンダール屋「Nasi Kandar Pokok Ketapang」へ。うんまい!
Jawi Peranakan Mansionの基本情報
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最高にかわいいJPMのお皿たち
おすすめされて宿泊したJawi Peranakan Mansion。
ジャウィプラナカンスタイルのお屋敷体験は他ではなかなかできないので、良かったです。
私が宿泊した時は朝食なしプランしかなかったけど、この美しいお皿で朝ごはんを食べたかったな。ちょっと心残りです。
今回の旅で感じたのが、ジョージタウンは宿泊施設の値段がKLやランカウイより高い(世界遺産価格にしてると思う)。
JPMのお値段は1泊1室10000円弱~13000円程(ホテル予約サイトや時期によって事なります)。
[Jawi Peranakan Mansion公式サイト]
住所:153, Jalan Hutton, George Town, 10050 George Town, Pulau Pinang, マレーシア
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