クアラルンプールの今を感じるブティックホテル「KloeHotel/クロエホテル」
ブキッビンタン駅徒歩10分「Kloe Hotel」
2022年10月のマレーシア1人旅。
クアラルンプールで宿泊したのは「Kloe Hotel(クロエホテル)」。2020年オープンのブティックホテルです。
立地はKLの中心ブキッビンタン駅徒歩10分。パビリオンなどへのショッピングエリアやアロー通り(屋台通り)は徒歩圏内です。

ガソリンスタンド(マクドナルド&コンビニ)を通り過ぎ、この細い脇道がホテルへの道。
駅からは大きな荷物がなければ歩ける距離だけど、パビリオンホテルを過ぎたあたりから道が悪くなるので、大きなスーツケースを持っているときは無理せずGrabに乗るのがオススメ。
2022年現在、この辺りは新しいホテルの建設ラッシュなので、今後もう少し道が良くなるかもしれません。
中に入ると、洗練されたリビング&カフェ(=ロビーラウンジ)。
足元には“BE KIND TO STRANGERS”の文字。知らない街での安全なコクーンになる場所をめざすホテルの優しい言葉にほっとします。

Lucky Coffee Bar。
チェックインまで少し時間があったのでLucky Coffee Barで一服。
ゴージャスなホテルよりこれくらいのサイズが好きなので、本やソファ、ラグ、照明をぼんやり眺めているだけでもリラックスできる。
テーブル席ではPC作業されている方もいて、その感じもまた居心地がいい。

1杯ずつ淹れられたアイスコーヒー。10RM(≒312円)

Relax&Cozyな空間。
マクラメが素敵なフロントカウンター。
今回、いくつかのホテルに宿泊したけどスタッフ全員がマスクをしていたのはコチラだけです。
Kloe Hotelのシティルーム(22㎡)
Kloeは80の客室と5つのアーティストフロア(食、音楽、本、絵画、植物を体験できる部屋)があります。
宿泊したのは6階のシティルーム。一番スタンダードな客室です。
22㎡と広くはないけど、スペースをうまく使っているので狭く感じません。
ペールトーンのグリーンとピンクを基調としたオシャレ空間。これ、好きな人多いのでは?
薄いベージュのカーテン、オーク材の床もセンスいい。
動画もどうぞ↓
こぢんまりしてるけど無駄がなくてとても好きな客室。 pic.twitter.com/4b1GQHnaXZ
— UKOARA🐨ゆーこあら (@Yu_koara) October 21, 2022
扉を開けてすぐにティーセット&冷蔵庫。飲料水はエコなボトルでの提供です。
ティーセットの後ろがクローゼット。クローゼットの引き戸を閉めるとバスルームにつながる。
空間を無駄にしない見せるデザイン。目隠しにもなるトタン壁(バラック小屋?)風のデザインは懐かしさとおしゃれが共存している。
照明や家具もすべてカスタムメイドで、こだわりが詰まった居心地の良い空間です。

シンプルなデスクもオリジナルデザイン。
バスルームはシャワーブースとトイレがセパレートタイプ。使いやすい。
バスアメニティはAesop。これは嬉しい。(こちらのボトル各1000円位するはずよ…。)
感性が磨かれる、懐かしくて新しいKloe Hotel

「ようこそ」 ホテル案内の冊子も懐かしくてかわいいデザイン。
ホテル名の「Kloe」とは女性の名前のCloe(ギリシャ語で柔らかく若い芽。新鮮な花の意味)とクアラルンプールのKLをもじった造語。
クリエイティブで優しい空間に身を置いて、インスピレーションに出合う。そんなわくわくするホテルです。
ティーセットにはフリーのスナックボックス。
こちらにはマレーシアの人が子ども時代に食べていたお菓子が入っています。ノスタルジーのおすそわけ。
日本で育った私はマレーシアの子供時代を体験したことはないけど、少しその頃(ここで暮らすあなたたちの過去)を体験できる優しいおもてなし。こういう感性は大好き。
私がマレーシアで特別に感じるノスタルジー(歴史や民族、そのあたりが合わさって今に続くもの)がこちらのホテルでも感じられ少し驚きました。やっぱりマレーシア好き。
グラスはDURALEX(バスルームにあるのはSサイズ)。おしゃれでも使い勝手のいいものを置くのもホテルのセンスの1つ。
好きなホテルのセンスを少し吸収して日本に持ち帰るのも旅の楽しみ方です。
コースターにはマレー語の説明が英語で書かれていて、ここでも少しこの国を知ることができます。

お茶はDilmah。夕方にはピーナッツクッキーが部屋に届けられる。

ユニバーサルコンセントで日本のコードもそのまま利用OK。
ベッドマットレスはキングコイル社製。ベッドスローもブランケットタイプで落ち着く。
ホテルの窓からは高層ビルが見え、近くには住宅が見える。このギャップもマレーシア。
特に夜はギラギラしていて、旅感が強い。
1つ気になったのが、夜の外の音。
玄関側も外に面しているため、普通のホテルより少し騒音が気になりました。
(前にガソリンスタンドがあるから?)
耳栓があると安心です。
おはようKL🇲🇾
部屋からの景色。前回泊まったベルジャヤも見えた。
夜は結構遅くまでギラギラしていた。 pic.twitter.com/YjOxMBKMzC— UKOARA🐨ゆーこあら (@Yu_koara) October 21, 2022

玄関を開けるとこの景色。好き。
緑に囲まれた都会のプール時間
マレーシアのホテル選びで重要なのがスイミングプール。
Kloeのプールも楽しみにしていました。
グリーンに囲まれた中庭プールは泳いでも泳がなくてもリラックスできる場所。
プールに浮いて空を見ているだけでここにいる喜びを感じられます。
KL滞在中は涼しい午前中に街に出て、ランチの後ホテルに戻ってプールサイドでリラックスするのが理想。
そして陽が落ちる頃また外出します。

2日間ともタイミングよく貸切でした。
プール専用タオルは棚に置いてあるので自由に使えます。
※プール利用時間:7時~19時
プールサイドのレストラン「MONROE」
プールサイドのレストラン「MONROE/モンロー」。
NYのダイナーやLAのカフェからインスピレーションを受けたかなりおしゃれスポットで、レストラン利用目的の地元っ子も多く見られました。
マレーシアは夕方に雨が降ることが多く、夕食を食べに外に行くのが面倒くさいな、なんて日にもおすすめ。
料理の内容もアメリカの移民文化に影響を受けた内容。イタリアン、ユダヤ、メキシカン、アジアン、和食×マレーシアの食材を主に使った料理が食べられます。
ここが一番新しいマレーシア料理を楽しめるレストランかもしれない。
オーダーしたのはマレーシアで獲れたスズキ×サンバルソース(48RM≒1500円)+スチームライス(5RM≒156円)。
見慣れない葉っぱはウラムラジャ(食用コスモス)。クレソンに似たさっぱりした風味の野菜でした。
食べ慣れたスズキと少し辛いサンバルはごはんがススム味。旅先の一人ご飯にちょうど良い量でした。
せっかくなのでデザートとコーヒーもオーダー。
MONROEオリジナルストロベリーショートケーキ(25RM≒783円)はオリーブオイルとココナッツシュガーのスポンジ×タピオカ(つぶつぶ)の入った甘さ控えめホイップクリーム。
見た目に反して結構重いので、ドギーバッグにしてお部屋でゆっくりいただきました。
今回の宿泊プランにはMONROEの20%割引チケットがついていたので、お得に食事ができました。
Lucky Coffee Barで朝食を
Kloeは基本朝食がつかないホテルなので、Lucky Coffee Barでいただきます。
パンオショコラとクロワッサンで軽めの朝ごはん。

コーヒー10RM (≒310円)、ペストリー各8RM(≒250円)。うつわも素敵。

朝早く出発する旅人を見送りながらのんびり朝食タイム。
今日は何しようかな?どこにいこうかな?なんて考えながらの旅先の朝ごはんは自由で大好き。

午前中や夕方は、中庭で冷たいものを飲むのもオススメ。
Kloe Hotelの基本情報
新しくて懐かしい「Kloe Hotel」。2022年、今のクアラルンプールを感じられるホテルです。
大都会の真ん中でのんびりと感性を磨くにはぴったり。スタッフも程よい距離感で親切で、安心した素敵な滞在が叶いました。
宿泊費は1泊1部屋10,000円~16,000円程(宿泊時期、旅行サイトによって違うのでご確認ください)。
次の旅先候補にどうぞ。
※今回はプロモーション価格で宿泊しました。
[Kloe Hotel公式サイト]
住所:227, Jln Bukit Bintang, Imbi, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
アクセス:ブキッビンタン駅徒歩10分
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