コソボ 50のモスクがある町「プリズレン」観光
◆コソボ第2の都市「プリズレン」
2018年コソボ旅、最後に訪れたのはプリズレン。1948年コソボの首都だったというプリズレンは、コソボの一大観光地。首都のプリシュティナより全然にぎわってます。
今回はプリズレン→山岳リゾート・プレヴァッラ→アルバニア国境越えのルートでご紹介します。
◆コソボで本物のケバブを食べる「Te Syla」
プリズレンに着いたらまずランチ。川沿いのレストラン「Te Syla」でアルバニアの伝統料理ケバブ(Qebap)をいただきます。
落ち着いたカフェ的店内。
ショーケースにはお肉~。
テーブルにはサラダとパンが運ばれてきます。パンはかなり大きいので、女性なら2人で1つをシェアするくらいがちょうどいいかも。
そしてケバブ。お店の方がサーブしてくれます。
1人分が結構な量。そして美味しそう!!!
中には野菜、ハーブ、スパイスが練りこまれている。それぞれ味は違うのかもしれないけど、違いがあまりわからなかった…。
サラダ、パン、お肉は別々に食べてもいいし、パンに挟んで豪快に食べてもよし。ボリューミィーでおいしかったー!
【Te Syla公式サイト】
住所:Sejdi Begu, Prizren 20000
◆プリズレン街歩き
プリズレンはコソボで訪れた町の中で一番都会的。カフェが建ち並び、観光客が多く賑やか。コソボに来てやっと観光地らしい場所にきたという感じ。
プリズレンのシンボルでもある噴水は文化遺産だそう(知らないと通り過ぎちゃうかもー。)。
そして、プリズレンと言えば、15世紀に作られた橋とモスク、山の上には要塞が見えるこの景色。
公園にはアイスクリーム屋さん。
公園アイスクリームはダブルで70セント(90円程)。やはり、コソボの物価は安い。色で選んでしまったけど、味はキウイとストロベリーらしい。全然わからなかったけど。
コソボにはマクドナルドがないんだぞⓂ️🍔🍟#ユーコソボ旅 pic.twitter.com/KPDhTVI0k6
— UKOARA・ゆーこあら🐨next✈️🇨🇿🍺 (@Yu_koara) 2018年7月20日
コソボの伝統工芸品フィリグリーの工房も見せてもらったよ。
フィリグリーは糸のように細い金属を使った細線粒金細工。ブローチやペンダントヘッド、ピアスなど、手作りのアクセサリーが沢山並びます。
UKOARAがコソボ初日にプレゼントでいただいたブローチがこちら。レースのように繊細で美しいでしょ。
こんな風に細いシルバーをくるくると丸めていきます。
これら、全て細かい手作業。フィグリーのワークショップがあれば、体験してみたい!
この日はとても暑くて、カフェで一休み。アイスコーヒーはないけど、アイスティーならあるらしいので、アイスティーをオーダー。大して冷えてない缶のネスティが来たよ。甘くて飲めない…。
◆町を一望できる「プリズレン城(城塞跡)」
カフェで一休みしたのは15分ほど急な坂道を登るため。目指すはプリズレン城。この日は日差しがかなり強く、みんな汗をかきながら登ってました。
途中には町を見下ろせるカフェもあって、ここおすすめ。
ロシア正教会、カトリック教会、モスク、と様々な宗教施設が見えるのもおもしろい。
はいー、やっと到着。なんと、この城塞跡、無料。入り口で冷えたお水を購入して休んでたら、アジア人が珍しいそうで、コソボっ子に「一緒に写真撮っていい?」と言われたり。ヨーロッパでそういう経験は初めて。
結構広い。
プリズレンには50のモスクがあるそうで、歩けばモスクに当たる町。この高台からも沢山のミナレット(塔)が見えたよ。ここは昼間より、サンセットの時間に行くのがいいと思う。
◆コソボの山岳リゾート・プレヴァッラ
プリズレンを後にして、車で40分ほど山を登った山岳リゾート・プレヴァッラ。山の向こうはマケドニアという国境に近い場所。少し山に入っただけで空気が全然違う。
平日夕方に、コソボミュージックが流れ、凧揚げやピクニックをしている人が沢山。なんだ、この平和な光景は。朝霧ジャムみたい。
小さなマーケットもあって、欲しかったコソボの山のハチミツを購入(大瓶・10ユーロ)。
味見もさせてくれるよ。
日本では見かけないアロニアというベリーもこのあたりで採れたもの。ちょっとアクと苦味があるフルーツ。
さらに車で登っていくと、スキーリゾートに到着。優しいサンセットを拝めた。
コソボ最後の夜は川床レストラン「Mala Brvnara」でラム料理。3時間煮込んだというラムはホロホロでおいしい!ラムが苦手なメンバーも大丈夫なほど臭みもなく、これはごちそう。この旅で一番美味しいラムだった。
【Mala Brvnara Facebookサイト】
住所:38157 Brezovica
この日宿泊したのは「ホテルシャーリー/HOTEL SHARRI」。ステキすぎる山岳リゾートの詳細はトラベルジェイピーに書いたので「コチラ」をお読みください。
この旅で一番バルカンを感じたのは、ここプレヴァッラ。早朝、静かな山の中に響くアザーンは異国情緒があって、特別な気持ちになったのでした。
ロケーション最高な絶景朝ごはんも体験できるし、秘密にしたいリゾート。ここは激しくおすすめします。
コソボの旅ももう終わり。パスポートコントロールを抜けて謎多き国アルバニアに入ります。ドキドキ。ちなみに、パスポートチェックはされるけどスタンプは押してもらえないパターンです。
紛争のイメージしかなかったコソボ。たった3日間でその暗いイメージは払拭されたよ。もちろん、爪跡もあるし、それは知っておいたほうがいい事実。その上で、おいしいご飯、自然、奇妙な建物とか、どこかに興味を持ってもらえたら嬉しいなぁ。
UKOARA的に東欧はアツくて、物価が安く、治安がよい(テロの標的にならない)、食事も美味しく、素朴な街並みが残っている、そして、アジア人観光客が非常に少ない(←これ結構重要!)。と、有名な観光地を一通り行った方には特におすすめです。
コソボの個人旅行は移動が難しそう、って方にはファイブスターさんから周遊ツアーもでてるので、置いておきますね。
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知られざるバルカン半島3国周遊☆アルバニア・マケドニア・コソボ☆専用車で陸路国境越え・ラクラク秘境の旅
取材協力:コソボ共和国大使館/JATA
※今回の取材は現地での宿泊・食費・移動・アクティビティを提供いただいています。
Special thanks:トラベルジェイピー/グローバルWiFi
※現地からの発信はグローバルWiFiさんにサポートいただきました。
コソボまとめ読み→コチラ
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