東京駅から最も近いモダン旅館「ホテル龍名館」&噂のすごい東京ブッフェ
東京駅八重洲北口徒歩3分の好立地「ホテル龍名館東京」
東京駅八重洲口徒歩3分。呉服橋に建つ「ホテル龍名館東京」。
一見普通のオフィスビルに見えなくもないけど、実は明治時代から続く歴史あるホテル。
そして朝食ブッフェが大好評らしい。
ビジネスや観光の拠点に、また、モーニングブッフェやランチにおすすめの実力派モダン旅館「ホテル龍名館東京」に泊まってきました。
※ホテル龍名館東京様から招待いただきました。
明治時代から続く旅館の現在形
入り口エレベーターホールに入ると白檀のお香が焚かれ、一気に日本の高級旅館的空気になります。
ゲストを迎えるのは旅館龍名館時代に使われていた看板。
1909年から東京を見つめてきた歴史ある看板で、近づくと火事の焼け跡なども見られます。
ホテル龍名館東京の始まりは、お茶の水で1899年に創業した旅館龍名館本店。
その10年後に分店として、ここ呉服橋で旅館呉服橋龍名館が開業しました。
時代に対応し、スタイルを変えながら2009年にオープンしたのが今のホテル龍名館です。
◆15階ロビーでチェックイン
チェックインは15階のロビーで。
ホテルでは珍しく、最初に温かいおしぼりが出されます。これは、旅館時代のおもてなしの名残り。
龍名館が目指すのはモダン旅館。日本人が慣れ親しんだ旅館のおもてなしや雰囲気を端々で感じることがきるホテルです。
旅館らしさを感じるジャパニーズジュニアスイートA
全135室ある龍名館。
最初にジャパニーズジュニアスイートAの客室を少し見学しました。
44.2㎡の和洋室で一番旅館らしさを感じられ、ファミリーにもおすすめ。
ジャパニーズモダンなFORUSダブルCの客室
今回宿泊したのが、FORUSダブルCという客室。
2019年に改装したジャパニーズモダンのデザインルームです。FORUSは、”FOR明日”の意味もあるとのこと。明日が輝くように、との思いが込められています。
中に入ると、菊のモチーフの茄子紺色のカーペット、手前にベッド、奥は畳敷きの小上がりがある。
26.9㎡ながら、クローゼットを取り払っているので広く感じる。
眺望がない分、部屋の設備を充実させた隠れ家のような客室。
畳敷き&ちゃぶ台が落ち着くし、目線も低くなり部屋が広く感じます。
ティーセットの内容は、保温、リラックス、覚醒がテーマのFORUSオリジナルのティーバッグ。
こちらは、レストラン1899お茶の水のドリンク開発責任者がブレンドしたFORUSオリジナルのお茶です。
生姜和紅茶、ほうじ玄米茶、抹茶煎り煎茶の3種類。コーヒーはネスプレッソ。
お茶請けには老舗・榮太樓總本鋪のピーセン。これも、東京・日本橋らしさを感じられるおもてなし。
他にも、折り紙やけん玉など日本文化を体験できるおもちゃや本が並び、部屋着は浴衣とシャツワンピースタイプのものが選べる、海外の方も楽しめる内容。
珍しいのは、絵葉書発送サービス。
コンテストで選ばれた東京がテーマの絵葉書は、書いた後にフロントに持っていけば切手を貼って代行で発送してくれます。
切手を貼ってくれるのが嬉しい。誰に送ろうかな?
龍名館は浴衣は、江戸型染め作家小倉充子氏が手がけたオリジナル。呉服橋・日本橋の江戸&明治の町人文化風景を描いたもの。じっくり見るととても素敵。
アメニティはふわふわのスリッパ。竹ふみ!
バスアメニティは1899のグリーンティーのセット。
雪肌精のクレンジング、洗顔、化粧水&乳液もありがたい。ヘアオイルで髪の毛はつるんつるんです。
個人的に好みなのがバスタブなし、シャワーブースのみのバスルーム。
ホテルのバスタブはほぼ使わないので私にはちょうどいい。
シャワーヘッドはエステ気分になれるnudeを採用。
マイクロナノバブルの高い洗浄力がお肌や髪に良いのだとか。水圧も強く気持ちよかった!
ベッドマットレスは西川の最上級モデルエアーSX。
西川を採用しているホテルに泊まるのが初めてだったので楽しみにしてました。
程よい硬さで個人的には好みのマットレス。しっかり熟睡しました。
ベッドにはUSB、ACコンセント、マルチコンセントの3つ。結構この3つが並ぶのは珍しいかも。
お一人様もOK、花ごよみの一汁三菜セット
夕食は、15階の花ごよみへ。日本料理・会席料理のお店です。
会席料理しかないのかな?と思っていたら、お一人様OKのセットがありました。
気軽に日本料理店の味が楽しめる一汁三菜(4,000円)。
内容は、お造り(鰤、マグロ、鯛)、焼き物(寒ブリの照り焼き)、煮もの(合鴨の治部煮)にごはんとお味噌汁、漬物がつきます。
この日のアイスクリームは、リンゴシャーベット。
※ゲストは1ドリンクorデザートが1つ無料
※料理の内容は日によって変わります
一汁三菜という家庭料理風のメニューに4,000円てちょっと高級だなぁ。って思ったけど、ごめんなさい、プロの味、料亭の味でした。
よく漬かった糠漬けや甘めのべったら漬けも高級旅館らしさを感じる本物の味。箸休めにちょうどよく美味しかった。
和食の基本の料理だけど、素人には出せないプロの技、味、盛り付け。(柚子の使い方とか。)
それをこんな気軽に定食感覚でいただけるなんてありがたい。
ちょっと疲れているときに、こんなごはんが出てきたら嬉しいな。という内容。
これはまた食べに行きたいな。
一度は体験したい、龍名館自慢の東京ブッフェ
龍名館の名物と言えば、知る人ぞ知るモーニングビュッフェ「東京ブッフェ」(2,500円/税込)。
和洋折衷の料理が月替わりで約40種類、所狭しと並びます。
注目は地産地消の江戸東京野菜が主役のサラダバー。色鮮やかな新鮮な野菜を少しずつうつわによそっていきます。
オリジナルドレッシングは、胡桃や松の実が入った食べるドレッシング。歯ごたえよく少しピリ辛でごはんにオンしたい美味しさ。
とにかく野菜の種類が多い!
生野菜以外にも、トマトを丸ごと焼いた焼トマト、蒸したサツマイモ、かぼちゃなど、野菜本来の美味しさをそのまま味わえます。
朝食アドバイザーに矢吹淳男氏を迎え、作り上げた料理は、特に和食好きにはたまらないラインナップ。
鍋、焼き魚、煮物など料理人による本格和食が並ぶビュッフェ。舌の肥えたかたも満足するモーニングです。
「鯵のおにぎりいかがですか?」と(並んでいないメニューを)その場で握っていただきました。
こういうの旅行っぽくていいな。
かつおの旨みをぎゅっと閉じこめた花ごよみ特製和風野菜カレーもおいしい!
厚削りの鰹節で出汁とった野菜カレーで、お蕎麦屋さんのカレーよりも鰹がガツンと前に来ます。
卵焼きと卵かけご飯は、東京産ブランド卵「八玉子」を使用。職人さんが焼く卵焼きも有難く美味しくいただきました。
食べたいものが多すぎて、卵かけごはんまでたどり着けなかった…。
ビジネス利用でさくっといただくにはもったいない内容の東京ブッフェ。少し早起きして堪能してほしいです。
地元の常連さんらしき方も利用されていたのもよい光景でした。
大型ホテルと違い、すごい!ゴージャス!な雰囲気はないけど、内容的に味と質がかなり充実していて「知る人ぞ知る。」の意味がわかるはず。
こちらは、宿泊しなくても利用OK。是非、朝食だけでも食べに行きたいお店。(税込2500円)
また、ランチタイムは品数を絞り1500円でブッフェを開催中。
ホテル龍名館東京の基本情報
ビジネスにも観光にも使いたいホテル龍名館東京。
その立地の良さとおもてなし、美味しい朝食を体験してみてください。
1分の動画にまとめたのでこちらもどうぞ↓
ホテル龍名館東京、おもてなしや料理に旅館の名残が感じられました。
昨夜いただいた一汁三菜セットはシンプルな献立なのに流石プロの味、とても美味しくて静かに感動。
11/21からただいま東京プラスともっとTokyo併用プランの受付が始まってますよ⇩https://t.co/YRPZcz2qDy#試泊 #取材 pic.twitter.com/9lsXRCdMwo— UKOARA🐨ゆーこあら (@Yu_koara) November 22, 2022
住所:東京都中央区八重洲1丁目3−22
アクセス:東京駅八重洲北口徒歩3分、日本橋駅スグ
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