ビール好きならプルゼニュへ行こう「ピルスナーウルケル工場」見学#チェコへ行こう #visitCzech
◆ピルスナーの聖地チェコ「プルゼニュ」
チェコで一番楽しみにしていたこと=「本場のチェコビールを飲む!」
今回はピルスナービールの聖地「プルゼニュ」でピルスナーウルケルビール工場見学をします。わーい!
その前にプルゼニュの位置をご紹介。
プルゼニュはプラハからバスで1時間、カルロヴィヴァリからは2時間弱(片道約500円)で行くことができます。町が作られ始めたのは1295年、当時は森で何もなかったそうです。
◆「ピルスナーウルケル醸造所」見学
やってきました「ピルスナー・ウルケル醸造所」。
チェコはビールの年間消費量世界一。そんなビール大国で、一番有名なブランドがこのピルスナー・ウルケル(1842年創業)です。
そして、ピルスナー・ウルケルは今のピルスナービール(ラガービール)の基礎となっているビール。ここはビールの聖地なのです。
ちなみにチェコのビールはアルコール度数が低いため、ゴクゴクのめるのが特徴。

ピルスナー・ウルケルのマークは醸造所の正門。
見学ツアーは大人200Kc=約1000円。
見学時間は100分と、日本のビール工場見学と比べるとやや長めですね。
敷地内は広く、奥に見える水道塔の近くまでバスで向かいます。

歴史を感じる水道塔。
まずやってきたのは、ボトリングをする工場。新しくてきれいな建物です。こちらの工場では、ピルスナーウルケルの他、15種類のビールを作っています。
そして再びバス移動。次はビール博物館のような場所へ。
ここは麦、ホップなどを実際に触ったり(食べたり)テーマパーク感もあり、日本のビール工場とは少し違うノリ。
そして銅の糖化槽の部屋へ。ウイスキー工場のポットスチルみたい。ビール工場でこの銅のタイプを見るのは初めて。
次は貯蔵庫へ向かうトンネルを降りていきます。
ずーーっと暑かったのだけど、ここから一気に冷える(かなり寒い)ので長袖を持っていたほうが良いです。
迫力ある大きな樽!
中にはビールが入ってるんだよ!蓋しないの?
◆ここでしか飲めない無濾過のピルスナー・ウルケル!
ここでいきなり試飲タイム!
グラスが配られ、特に紹介もなかったけどマイスターであろうおじさんが、次々に生ビールを注いでくれます。(これが本当の樽生!)
じゃーん。
これがここでしか飲めないプレミア感ありありの「無濾過のピルスナー・ウルケル」。少し濁ってます。
ナズドラヴィー(乾杯)!
もちろん「うまい!!」。なのですがワタクシ、ここが寒すぎて体が冷えてしまい、全力で試飲を楽しめなかったことを今になってお伝えします。え?ほんと上着必要!
あと個人的に濾過されていたほうが好き。味が全然違うよ。
みんな大絶賛だったし、ビール好きには絶対に楽しい場所なので是非訪れてほしい!
重いけどビールジョッキもお土産におすすめ!
【ピルスナー・ウルケル醸造所公式サイト】
住所:U Prazdroje 7 304 97 Plzen Czech
◆ミルクという名のビール体験「U Petatricatniku」
ビール工場見学の後のディナーで入ったレストラン「U Petatricatniku」では珍しいビール体験をします。
なんと泡だけ、その名も「ミルコ」。日本だったら怒られるやつじゃないか。
このレストランには4種類のビールがあって泡無し・ノーマル・泡半分・泡だけ。で、これが泡だけなのです。飲んでも、うん、泡です。
でもチェコのビールって泡が細かくてしっかりしてて最初はメレンゲのよう。泡を味わうということをはじめて覚えました。
で、なぜか店員さんにサービスビアをイッキさせられていた。
こちらも。おヒゲもできるわ。
ここでは前菜に「ウトペネツ」というソーセージのピクルス?をいただきました。
これさっぱりしてて、おつまみにいい!

ビールでお腹いっぱいなのでメインはチキンサラダのみ。
こんな楽しいビール体験もできちゃうプルゼニュ、ビール好きなら是非プラハから足を伸ばして訪れてほしい場所です。
【U Petatricatniku公式サイト】
住所:Riegrova 227/12, 301 00 Plzeň 3-Vnitřní Město Czech
この日のルート↓
【ネタフル・コグレさんによるチェコ旅動画】
1:24~1:44あたりがビール工場見学とビアレストランの様子。
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Special thanks:
・チェコ政府観光局(今回の取材はチェコ政府観光局に招待いただき、交通・宿泊・飲食・アクティビティ費を負担いただいています。)
・グローバルWiFi
春のチェコまとめ読み→コチラ
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