アルバニア・千の窓を持つ世界遺産「ベラト(Berat)」観光
◆世界遺産「ベラト」へ
2018年アルバニア旅、最後に訪れたのは、首都ティラナから車で約2時間、世界遺産の町「ベラト(Berat)」、そして古代都市「アポロニア」です。
アルバニアの世界遺産は2つ。そのうちの1つがここベラト。
紀元前3世紀には既に城の町だったこの特徴は、城下町マンガレミの家々。2階建ての2階部分の窓が前の家に重なって見えるようになっていて、「千の窓を持つ町」「浮いている窓の町」と呼ばれているのだとか。
橋を渡ったゴリツァ地区も見所たくさんーらしいけど、この日は時間がなくてランチのみです。
◆HOTEL MUZAKAでランチ
この伝統的な家には泊まることも可能。今回はHOTEL MUZAKAのレストランでランチをいただきます。
まずは、アルバニアンビア。Kugalasheはティラナビールの濃い味で日本で飲むラガーに近い。
前菜は、この旅で大好きになったフォーガス、サラダ、グレーのオリーブ。
パプリカとナスのグリルマリネ。酸味が強くて美味しい。
ピラフをブドウの葉で包んだサルマ(ヤプラック)。ブドウの葉はさわやかな風味。
メインはラム。そしてスープで炊いたような柔らかいごはん。
ラムの奥にあるのはパーシェシュという小麦粉をこねて油で揚げたフニフニしたおやつのようなおつまみのようなもの。不思議。
今回もアルバニアごはんは最高。本当にハズレがない。
【HOTEL MUZAKA公式サイト】
住所:Lagjia Gorice,Berat, Albania
マンガレミ地区のメインストリートにはカフェがいっぱい並んでて、平日の昼間からオジサンたちがお茶をしている。この国のオジサンはどうやって生計を立てているんだろう。
トイレを借りたついでにアイスコーヒーをオーダー。この国ではアイスコーヒーを飲む習慣はないけど、「エスプレッソに氷沢を山入れて。」と言えばこんな感じで作ってくれる。ガイドさんは「それ美味しいの?」って首を傾げてた。
ベラトは周りを山に囲まれた盆地。アルバニアで一番暑い町と言われている通り、本当にこの日は暑かった。アイスクリームもいただきます。
森のフルーツのアイスクリーム20Lek(≒20円)!安い!
ベラトはオスマン時代の名残が多く残る町。1490年にスルタンが来たという古いバジャットモスクもあったよ。
◆古代都市「アポロニア」
ベラトの次にやってきたのは古代都市アポロニア。バスの運転手さんも道を間違えるほどの場所にあるので、個人ではかなり行きづらい場所なのかもしれない。入場料は大人400Lek(≒400円)。
紀元前588年に始まったアポロニア。14世紀に建てられたビザンツ様式の聖マリア教会は保存状態が良好。
アポロニア博物館では戦意喪失するような楯を発見。
このパンチパーマで舌を出すスタイルはやってたのかな?こちらはオッサン型アルコールランプ。
外には遺跡やカフェもあったよー。
残念ながら、今回のベラトもアポロニアもガイドさんの説明ほぼゼロ&質問しても「わからない。」というパターンで詳細がわからずなのですが、まあ、そこも含めてアルバニアらしさと思っていただければ。
アルバニアの個人旅行は移動が難しそう、って方にはファイブスターさんから周遊ツアーもでてるので、置いておきますね。
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知られざるバルカン半島3国周遊☆アルバニア・マケドニア・コソボ☆専用車で陸路国境越え・ラクラク秘境の旅
取材協力:アルバニア観光局/JATA
※今回の取材は現地での宿泊・食費・移動・アクティビティを提供いただいています。
Special thanks:トラベルジェイピー/グローバルWiFi
※現地からの発信はグローバルWiFiさんにサポートいただきました。
コソボ&アルバニアまとめ読み→コチラ
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