テカポEarth&Skyマウントジョン天文台星空ツアーで星空を撮る
ド素人がミラーレスでテカポ「世界一の星空」を撮ってみた
2016/7/1 17:30 日の入は18:10。
この旅のメインイベントである星空の撮影をします。
まずは、善き羊飼いの教会で一人で撮影。その後に、天文台ツアーに参加します。
陽が沈む前の明るいうちに撮影スポットである教会まで向かいます。
自分で決めたUKOARAのニュージーランド旅の任務はテカポの星空の撮影。
カメラはSONYのミラーレスNEX6。
レンズはE 16mm F2.8にフィッシュアイコンバーターです。
私、一人で星空の撮影をするのはこの日が初めて。
カナダのジャスパーでは、全て夫が撮影していました。まあ、なんとかなるでしょ。
私以外に三脚を立てて待機している人は2名。
冬の夜の湖畔、結構厚着をしてきてカイロも貼ってきたけどすごく寒い。
待っている間に寒さでレンズが凍ってきてしまい大パニック!
設定もずれてしまい、全然うまく撮れなくてすごく焦っていたら、隣で撮影していたどこかの国のお兄さんに教えてくれてやっと撮れました。お兄さんありがとう。
それがこちら↓
星空写真ド素人のワタクシが撮った1枚。(部屋を暗くして見てね!)
すごい空でほんとわぁぁーー!!ってなりましたよ。
星が降ってくるってこのことか、もの凄い量!
テカポで感じたことは、星がとても近いということ。
カナダの時よりも星が大きく感じました。見えている星も違うけど。流れ星も見られます。
もう1枚アングルを変えて。
これが世界遺産を目指す世界一の星空です。確かに!
もちろん肉眼だともっとすごい、明らかに人生で一番の星空。これ本当にすごいこと。
沢山の人に見に来て欲しい。
寒さとカメラの凍結の限界で撮影はここまで。
カナダと違うなと思ったのは、ここは人気の観光地。夜にも沢山の観光客がやってきます。
スマホのライトやタバコの火、カメラを空に向けてフラッシュをたいて撮るなど、星空撮影の敵がいっぱい…。
人気の観光地での撮影の苦労を知りました。
素人でも天体写真を撮るコツ
でも、UKOARAのようなド素人がミラーレスカメラでここまで撮れるなら「私も、僕も、行きたい!」ってなるでしょ?
コツとしては、新月に近い日を狙って訪れること。この日は月齢26。
星空を撮影するなら月齢を考慮することは大事。
そして、最低限必要なのはレンズ(広角かフィッシュアイ)と三脚。
あとはお天気運を見方につけて!
凍って水滴がついてしまったカメラの対応はドライヤーでOK?
さて、あんなに凍り付いてしまった私のカメラ、どうしましょう。
氷が解けたら水滴になってダメになってしまう。本当は、ヒーターやビニール袋を使うんですって。もう少し勉強して来ればよかった。
この後参加するスカイツアーのデスクに行って相談すると、部屋に帰ってドライヤーかけて!って。
一応言われるとおりしてみたけど大丈夫かな…?
ホテルのレストランでささっとイケてない夜ごはんを済ませ、マウントジョン天文台ツアーに参加します。
Earth&Sky マウントジョン天文台星空ツアー
21:10
宿泊しているゴッドレイホテルから徒歩1分、Earth&Skyツアーのデスクに集合(ホテルに直結しています)。
今回は、テカポから車で15分ほどの山の上にあるマウントジョン天文台ツアー(日本語)に参加します。
予約は日本でしました。JTBのツアーの方など40名近い方が参加されます。
ツアー中は、南極観測隊のおさがりのダウンジャケットを貸してもらえます。
中にはヒートテック、長袖Tシャツ、トレーナー、ダウン、ジャケットを着ています。
ボトムスはヒートテックのレギンスに暖パンです。カイロも貼っている。
最初はもう少しあまく見ていたのですが、こちらの動画を見て洋服を増やしました。
夜はこのツアーに参加しないと天文台に行くことはできません。せっかくだもの、見ておきたい!
マウントジョンは標高約1,000m。
ツアーの決まりとして、天文台では星の観測をしているのでスマホや星を撮らないカメラ、懐中電灯など白い光を発するものはNG。
その代わり赤いライトのキーホルダーがお土産でもらえます。
飲酒してる人もだめです。
天文台に近くなると、車のヘッドライトも消し山道を車幅灯のみで進みます。
車を降りると本当に真っ暗。赤いライトを頼りに進んでいきます。
日本では見ることができない
南十字星、にせ南十字星、大小マゼラン雲、オメガ星団、長寿の星カノープス、さそり座、てんびん座など、
星座の星を緑の光のレーザーを使って説明してもらえます。
途中、展望台のカフェのホットチョコレートが配られました。おいしい、ありがたい。
暗すぎてうまく撮れなかったけど、ホットチョコレートの向こうにはテカポの村の光が見えます。
こちらの写真は私のカメラでプロのカメラマンさんが撮ってくれたもの↑
ミラーレスでもこんなに写ルンです!
ここでは、360度星空に囲まれます。すごいよ、こんな体験めったにできない!
合成写真ばりの集合写真。でもこれがテカポの日常。すごい。
この後も天文台の中に入って天体望遠鏡で土星を見たり、大変貴重な体験ができました。
土星って肉眼でも輪っかが見えるのも、初めて知った。
南半球の星なんて初めて見るし、ガイドさんの説明がないと分からないことが沢山あるので、参加してよかった。とっても楽しかった!!
冬は夜の時間が長いのでツアーの開始時刻が21:30からですが、夏は夜が短いため翌1:00からだそうです。
【Earth&Skyツアー公式サイト】
マウントジョン天文台ツアー(約2時間半)145NZD(約10,700円)
※2016年時点の情報です
※今回の旅はニュージーランド航空さんに航空券をご提供いただきました。
Special thanks:
・ニュージーランド航空
・Linkトラベラーズ
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