あのバドワイザーはチェコビール?「ブドヴァイゼルブドヴァル工場見学」inチェスケーブディェヨヴィツェ
◆名前が難しすぎるよ「チェスケーブディェヨヴィツェ」
かわいいチェコ旅2018後半戦、6都市めは「チェスケーブディェヨヴィツェ/České Budějovice」。とんでもなく難しい名前ですね。はい。ここは南ボヘミア州最大の都市で政治・商業の中心地だそうです。
場所はこの辺り↓プラハから電車またはバスで2時間~3時間ほど。
◆チェスケーブディェヨヴィツェの見所は旧市街
まずは、チェスケーブディェヨヴィツェの見所を簡単にご紹介。
この街は初心者&ど方向音痴のUKOARAにもかなりわかりやすい街。UKOARAはバスでやってきたので、バスターミナルの荷物預かり所にスーツケースを預けます。バスを降りて建物に入るとカウンターがあるので、そこで伝えれば預かってもらえます(有料)。
建物はショッピングセンターになっているので、荷物を預けたら地上階まで降ります。
外に出ると見えるのが鉄道駅。鉄道駅のほうまで歩き、
正面を通り過ぎると左手に大通りがあるので、そこを10分ほど行くと旧市街に出ます。
チェスケーブディェヨヴィツェの見所は「広場&黒塔&ビール工場」。
まずはプシェミスルオタカル2世広場へ。
バロック様式とルネッサンス様式のパステルカラーの建物に囲まれた大きな広場。今までの都市に比べるとかなり規模が大きくて都会を感じる。この日はかなり暑くて(35℃くらいあった…)人もまばら。
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この広場もかなり「かわいい」けど、建物が高く、写真を撮るのが若干難しい。一番かわいいのは市庁舎。ここにはインフォメーションセンターも入っているので、立ち寄ってみて。この広場にはカフェも沢山あるので、とりあえず、お茶するのも○。
街全体を見下ろすなら、後ろに見える黒塔へ!
72mの黒塔へ登るのはタダ?特に受付もなく上って行くと、一番上で料金を払います。タダじゃない。展望台に出ると見えるのがこの景色。ここも美しい。
塔に登るとその街の大きさがわかるので、おすすめ。ほんと、ここは今までの町とは規模が全然違う。
◆ブドヴァイゼル・ブドヴァル ブルワリーへ
ビールが好きなら絶対に訪れたいのがブドヴァイゼル・ブドヴァル工場。チェコ中で愛されているブドヴァルビールの工場はチェスケーブディェヨヴィツェにあります。
アクセスは、駅からだとバスを2つ乗り継ぎ20分ほど、プシェミスルオタカル2世広場からはタクシーで10分くらい。
毎日14時から開催されるビール工場見学。予約は2日前までにしましょう。【予約フォーム】
見学は14時ぴったりにスタートするので、最低でも10分前には到着して、受付やトイレを済ませておくのが◎。お土産やさんを見ていると、時間もすぐ過ぎちゃう。
14時にブルワリー見学がスタート。今回は英語のツアーです。10人ほどのグループで、みんなオレンジ色のベストを着用。
◆バドワイザーってチェコの会社なの?
まず、「バドワイザーってあのバドワイザー?」って思うのがまあ、普通のこと。ツアーはその説明から始まります。
アメリカのバドワイザーとチェコのブドヴァイゼルは全く別の会社。アメリカに移民したドイツ人が美味しいビールの産地ブドヴァルの名前をとってアメリカにバドワイザー社を作り、それに怒ったチェコが同じ名前でブドヴァイゼルを作ったという。
発音はバドワイザーとブドヴァイザーで異なるけど、英語で書くと全く同じなので、チェコの会社はロゴに「Budweiser Budvar」と最後に地名を入れています。
80カ国に輸出されているというブドヴァイザー。日本で見かけたことないかも…?
そんな会社の説明が終わったら、外に出て高く積まれたビールケースの横を歩いていきます。これらは全てリサイクル回収された瓶。リサイクルボトルを使っているのもこちらの特徴。
まずは大きなタンクの前に。
ここでは水深300mの深さから井戸水を汲み上げています。この井戸水は約1万年前の氷河湖の残り。これが美味しいビールの秘密なのかも??
次はビールの作り方など。
ブドヴァイザーのビールは、高品質の水、モラビア産の大麦、最高のジャテツ産ホップで作られている実にメイドインチェコなビールなのです。
建物中に入ったら、まずは大きなケトルのある部屋へ。サウナのように蒸し暑くてモルトの匂いが強い。
暑い部屋のあとはひんやりとした通路へ。ここは2次発酵が行われているラガーセラー。そういえばプルゼニュのピルスナーウルケルの工場見学もとっても寒かったんだ。
ここ、なんか、ビールの匂いがするのよね。
タンクを丸ごと洗ってた!
それではお楽しみ、できたてビールをいただきます。
プラカップなのもカジュアルでよい?あまってると「お替りどうぞ。」なんて言われる。
プルゼニュの工場見学では、できたて無濾過を飲んで、飲みなれてないから独特だな。と思ったけど、今回は、日本人の好きなあのラガーでおいしい!ここは、試飲でおしまい、ではなく、飲みながら、まだ見学は続きます。
昔は鉄道が走ってたというから驚き。
最後はボトリングを見て終了。
ここは日本のビール工場見学に似ていて、英語でもなんとなくわかるので、ビール好きなら是非。チェスケーブディェヨヴィツェまで行けなくても、チェコに行ったらブドヴァイザー、1度は飲んでみてね。
【ブドヴァイゼル・ブドヴァル公式サイト】
入場料:120Kc
見学時間:約1時間
定休日:なし(1月2月は日・月休み)
Special Thanks:チェコ政府観光局
※今回の旅費宿泊費はチェコ政府観光局に負担していただいています。
・チェコ2018まとめ読みは→→→「コチラ」
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